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内容説明
東京オリンピックが開催される2020年までに、私たちの社会にどのような変革が起きているのか。その中でITはどのような役割を果たすのか。教育、働き方、地域、医療、文化という5つの分野でいま起きようとしている11の変革から、2020年の社会とITの関係、そして企業が目指すべき姿を探る。
目次
01 教育×IT(デジタルネイティブの学び;中高生向けITキャンプ)
02 働き方×IT(YouTubeへの動画授業投稿;ネットオフィス/テレワーク)
03 地域×IT(美波町地域活性プロジェクト;データシティ鯖江)
04 医療×IT(データヘルス;心臓シミュレーター)
05 文化×IT(ガールズコンテンツ;老舗を進化させるIT;人工知能プロジェクト)
巻末対談 2020年のIT
著者等紹介
田中克己[タナカカツミ]
日経BP社で「日経コンピュータ」副編集長、「日経システムプロバイダ」編集長などを経て、2010年からフリージャーナリストに。ITビジネス研究会代表幹事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
18
YouTubeで授業の動画配信している葉一氏(56頁~)。無料配信は助かるが、私もYouTubeで読書会とかあり得るかな? だが、リアルが一番だと思うのでやらないだろう。心臓シミュレーターのクロスエフェクトの竹田正俊氏(148頁~)。雑誌で初めてみたが、助からない患者を助けるためにさらに開発に尽力してほしい。写真にあるように、心臓シミュレーター内部まで忠実に再現されているという(162頁)。患者ができるだけ苦しまないようにお願いしたい。母は術後、かなり痛い、苦しい思いをしたのだから。2015/10/07
葉
2
デジタルネイティブの時代には、主体的・協調的・創造的な学びの場が必要であり、ネットを介して必要なプログラミングやアート、コミュニケーションが必要になれば自分で養うべきであるとしている。YouTubeへの動画投稿に教育面を打ち出すのは非常に面白く、聞き手に主体性とネット環境があれば成功する。徳島県は企業を誘致して、サテライトオフィスを全面に打ち出している。お茶を広めるという発想は個人的に応援したい。最後の対談にもあるが、ITが提供する価値こそがこれから求められるのである。2016/01/18
tokyobaby
0
デジタル時代に求められるファシリテーターとしての教師 一方的に教え込むのではなく子供達の興味を引き出し主体的な学びを促進する役割を果たす人 中高生向けitキャンプ 自分が作ったモノが実際に動き生活の役に立つ。子供のモチベーションを上げ持てる能力や才能を引き出していくにはこうした成功体験がかかせない。 youtubeへの動画授業投稿 準備が9割と言う言葉をいまも大事にしています。どれだけ準備したかで結果は9割がた決まる。 心臓シミュレータ 手術時間の短縮や不測の事態の予防、成功率の向上が期待できる。2017/03/17