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内容説明
本書のテーマは「経営視点に立つマネージャーの育成」。現場を預かるマネージャーの最大の仕事は「仕事の変革」と「人材の育成」であり経営の厳しさに直面してこそ、その必要性を痛感できる。
目次
職業人生から得られる成長の機会
組織の活力を生み出すマネジメント
マネジメント・プロセス改革(変革を生み出す目標設定;成長課題を一人ひとりに展開する;実行徹底のためのPDCAの仕組み;チームで人を育てる;成長のカンフル剤)
著者等紹介
二宮靖志[ニノミヤヤスシ]
人材パワーアップコンサルティング株式会社代表取締役社長。1965年生まれ。同志社大学文学部卒業後、松下電工(現パナソニック)に入社。人事労務、人材育成分野に携わった後に退社。その後、営業系ベンチャー企業、経営コンサルティング会社の役員を歴任。2007年、人材パワーアップコンサルティング株式会社を設立。経営人事に関するコンサルティング、経営幹部とミドルマネージャーを対象にした人材育成指導を手掛ける。経営課題に直結する組織人事改革をはじめ、目標管理・戦略実行の現場指導で実績多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cape
21
著者の考える現実的でいい意味で泥臭いマネジメントは、日本の中堅以下の企業には特に向いていると思う。というより、その経験から抽出したノウハウだろうと思う。そういう意味では、紹介されている手法やツールは非常に参考になるが、実際にこれを運用していくのはなかなか骨が折れそう。仕事を通して人材育成をする、そのためにはPDCAをしっかり回していくこと、そのための仕組みを粘り強く回していく。その仕組みをどれだけ本気でやれるか、そこに個人差が出る。難しい課題だ。いずれにしろ具体策の提示された良書。2016/01/04
貧家ピー
5
人が育つ職場へ。マネージャーも部下も成長させる仕掛けとして面白い。課長クラスのマネージャーが勉強すると良い本。2014/09/19
麒麟の翼
2
著者の『経営人事ノート』が、とても参考になったので本書も購入。『経営人事ノート』は経営と人事の関連性が中心だが、本書はマネージャーの役割やマネジメントのあり方について、より詳しく書かれており更に知見が深まった。マネジメントが必要な背景には、“はじめに”に書かれている「組織の規模拡大に伴い、コミュニケーションが薄れていく」があり、まずこれを理解することが必要だし、創業メンバーの思いや苦労まで遡り、彼らの情熱を改めて思い起こす必要があると感じた。マネジメントは「時間と手間がかかる」を念頭に愚直に取り組みたい。2021/04/06
ゆきした
1
マネジメントとはヒトモノカネの経営資源を最適化すること。①目標を決め、②期待を伝え、③pdcaでチームを動かし、④部下を育て、⑤褒めて、認めて、報いる 組織の成長に合わせ人材育成を甘くみると組織の腐敗に繋がる。マネジメントは経営を理解するところから。業績向上をトップにおき、目標を定めそのためにどのように資源を活用するか。また人の育成は成長に繋がる課題を与え続け、最後までフォローし続けること。何をアサインするか。あとは基本的な業務の最適化について記載2019/03/31
かわチラ
1
著者の『経営人事ノート』が素晴らしかったので購入。組織と人に関する著者の考え方がより理解できる良書。また、マネジメント手法についても具体的かつ実践的な内容で、コンサルタントにとっても役に立つ内容。2016/04/09