出版社内容情報
電磁波の現象や性質を表す基本的な数式を丁寧に解説し、アンテナを無線通信に利用するための基本的な知識を解説する。
内容説明
本書では、電磁波工学の基礎を習得するために、最も基本的な電磁波の現象である平面波の伝搬、反射、透過と電磁波の放射の記述に重点をおいている。電磁波の現象を説明する際、電磁界成分と座標系の取り方については、必然性に基づいて記述し、電磁波の反射、透過は、近年の研究活動における考え方を取り入れて説明。電磁波の利用技術については、送受信機とアンテナを接続する給電線、代表的なアンテナとその基本的な特徴、アンテナを利用するための基礎的な知識を記述。
目次
第1章 電磁波の基礎
第2章 平面波
第3章 給電線と整合
第4章 平面波の反射と透過
第5章 電磁波の放射
第6章 アンテナの基礎
第7章 アンテナの利用
著者等紹介
若林秀昭[ワカバヤシヒデアキ]
1991年大阪府立大学工学部電気工学科卒業。1993年大阪府立大学大学院博士前期課程修了。1994年住友電工(株)を経て、岡山県立大学情報工学部助手。2002年岡山県立大学情報工学部助教授。現在、同准教授。博士(工学)(東北大学)。第一級陸上無線技術士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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