感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキハル
12
魔女の島と呼ばれるサレカ村を、宰相のエステールと魔女裁判のために訪れたエピヌ。貧しい島の人たちのためにエピヌは考えます。どうすれば島が富みみんなが幸せになれるのか。そうして考え出した方法とは? 「政治家が国益を第一に考えるのは国民の幸せを守るため。豊かな国をめざし人々に希望を見せ幸福へと導く」きれいごとですが、少女のエピヌがそれをやり遂げてしまう。どこかの国の大臣さんたちにも見習ってほしいものですね。そしてレガーロ王子がまさしく幸福の王子のようで素敵です。次巻からは大人のエピヌになるらしいので楽しみ!2011/08/21
あじつ
6
勧善懲悪っぷりが大好きです。BL要素もまたちょっとだけ欲しいです。(笑)2012/01/07
かなっち
4
国内最貧のレーヌ県サレカ村で起こった魔女騒動が完結する、第4巻です。ご都合主義と言われればその通りなんですが、カリスマ性を発揮して無事に解決するエピヌが最高でした。エピヌの思いをくみ取って、結婚式まで催しちゃったレガーロ王子も素敵でしたね。そして、そのエピヌも15歳になり、少女編はここで終わりです。大人になってロレートという国をどう変えていくのか、陛下との恋愛もどう進んでいくのか、とっても楽しみです。2022/02/21
しょのじ
4
“私の”陛下の登場するコマが1冊通して(他キャラの回想シーン含めて)10ページくらい?という事態に驚く。…なんって存在感の薄いヒーロー…。ところで、ティグレは代替わりしているのでしょうか。ティグレ6世とか。ティグレ7世とか。それとも、あれはバッタの姿を借りた別の生物…。あまりに陛下が出てこないため情緒面は放置され、ひたすらエピヌの辣腕政治家ぶりばかりの1冊でした。5巻では陛下が登場されることを切に願います。2011/09/12
もよ
4
過去編おわり。しかして、六年経ってもエピヌ以外外見上、年をとってない謎。2011/08/14