出版社内容情報
Twitterフォロワー7万人超! 発達が気になる子どもたちと学校生活を送る平熱先生の〝共感〟続出ツイートが待望の書籍化。
「子育てのモヤモヤ」に〝なんとなく〟寄り添ってくれる101本の言葉を、ポップなイラスト&わかりやすい解説とともに収録した一冊です。
内容説明
発達が気になる子どもたちと学校生活を送る先生が伝えたい、「子育てのモヤモヤ」になんとなく寄り添うことば101。
目次
1 春の授業 Apr.‐Jun.
2 夏の授業 Jul.‐Sep.
3 秋の授業 Oct.‐Dec.
4 冬の授業 Jan.‐Mar.
著者等紹介
平熱[ヘイネツ]
おもに知的障害をもつ子どもたちが通う特別支援学校で10年くらい働く現役の先生。小学部、中学部、高等部のすべての学部を担任し、幅広い年齢やニーズの子どもたち、保護者と関わる。「視覚支援」「課題の分解」「スモールステップ」「見えないところを考える」など、発達障害やグレーゾーンの子どもたちだけではなく、全人類に有効な特別支援教育にぞっこん(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
29
特別支援学校の教師が様々なエピソードをユーモアたっぷりにイラストとつぶやき等で構成されている。すぐ読み切れるけど内容は深い。保育園で様々な子を見ているから共感出来るところも多く、こういう教育ができたら支える側も教えてもらう側も幸せだろうな。支援が必要な子に他の子どもと同じような学力や振る舞いを求められる現場はまだ多いはず。古い慣習や思い込みで苦しむことのないよう願ってやまない。「手が空いてる先生は…」の返しで「両の手はいつだって、愛と勇気で空いてない」は名言!言ってみたい。2023/12/29
せっかちーぬ
12
しばらく積んであった本。こんなにサラッと読めて、平熱先生の面白さが分かるなら、もっと早く読めばよかった。特支学校って最高じゃない?多分、そうだと思う。それは教員どうしで知恵を出し合い、どんな結果になっても受け入れ合い、次の手を思い合える同僚と分かち合うことができてるから。普通校の学級は、そうもいきませんぜ。孤独です。困ってばかりです。普通級とはゴールが違うと突っぱねられます。本人のできたを見ればいいのにね。そんなわけで、特別支援は全ての人に有効です。2023/08/17
chietaro
11
当事者も支援者も救われる言葉がたくさんあります。この考え方がもっと広がると素敵な世界にみんな生きることができると思います。「特別支援教育は全人類に有効です」は本当にその通りです。また、6月に祝日がないのは、私もミスだと思っています。2023/09/27
ゆうき
5
とても素敵な本📖子育て中のママパパだけでなく、たくさんの人に手にして欲しい。ユーモラスなイラストや文字で読みやすいけど、中身は深く心に刺さる言葉の数々。おすすめです2024/01/13
decomo
5
とてもわかりやすくて、気おいがなくていいです。まさに平熱かも。インクルーシブ教育もどうなんだろうって言ってくれているのが、頷ける。そうなんだよー。って思います。2023/09/04