内容説明
テレビやTwitterで騒然!心温まる熊本弁の詩と幻想的な写真の数々。衝撃的な自撮りで世界中を驚嘆させた88歳おばあちゃん写真家の初写真集!
目次
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あんたにだんだん
洗顔
頑張る
化粧
一番好き
人の心
空〔ほか〕
著者等紹介
西本喜美子[ニシモトキミコ]
両親が農業指導のために渡ったブラジルで、7人兄弟の次女として誕生。8歳のときに家族で帰国。女学校・美容学校を卒業後、自宅の敷地内で美容院をはじめる。競輪選手となった2人の弟が全国を巡業している姿に憧れたことがきっかけで美容院をたたみ、競輪学校でA級ライセンスを取得、22歳で女子競輪選手となる。数多くのレースを経験したのち、実家の税務を担当していた税務署職員の西本斎と27歳で結婚し引退。3人の子を授かり、子育ての合間にパートタイマーとして家計を助けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむねむあくび♪
56
素晴らしい!!(σ≧▽≦)σ 人生まだまだ時間はあるんだと、勇気と希望を与えてくれる。スーパーおばあちゃんの柔軟でしなやかな生き方に感服しました♪(^-^)/今日は平昌オリンピックの羽生選手や宇野選手の金銀メダルに沸き、喜びを噛み締めて、トップアスリートのタフさに驚嘆していましたが。おばあちゃんだってすごいんだ!年を重ねても人間ってこんなに可能性があるんだと、教えてもらいました!!2018/02/17
bianca
34
喜美子おばあちゃんの自虐自撮り写真は有名。でも熊本弁のセリフ(ポエム?)と共に掲載されてる写真はどれも透明感があって、ちょっとお茶目で素敵。地元の写真コンクールで「こんなの写真じゃない」って言われたから、東京のコンクールに出してみたら賞をもらったそうです。シリアスな場面もブラックユーモアに変えてしまう(写真は無いけど、旦那さんの入院中に病室で首吊りセルフポートレートとか…)。老いを楽しむ。前を常に向いている。見習いたい!弟子入りしたい!2018/09/07
これでいいのだ@ヘタレ女王
29
尊敬する歳上の友人から いただいた一冊。著者の撮影した作品と熊本弁の短文でまとめられている。方言の柔らかさ 作者のオキーフやアラーキーの様な妖艶で大胆な画像からユーモア溢れるセルフポートレートまで 堪能できた。日々生きている事に感謝して やりたい事はすぐにやる精神。私も見習いたい。巻末の経歴を読むと、また凄い2016/09/29
リリー・ラッシュ
24
以前、テレビで西本さんのことを知り、いつか読みたいと(見たいと)思っていた作品です。西本さんは72歳で写真塾に通い始めたそうです。テレビではユニークな写真ばかりが紹介されていて好きになった西本さんでしたが、この作品の中ではそれらの作品だけでなく、西本さんの亡くなったご主人への想いが言葉で語られていて、一人の女性として、とても胸に響くものがありました。ご主人を亡くされた悲しみを胸に秘めながら、素敵なお仲間と共に写真を撮り続ける西本さん。夢中になれるものがあるって大切ですね。2019/01/07
ごへいもち
23
著者紹介で「好きなテレビ番組:国会中継」w。美容師⇒競輪選手、そして写真家。好奇心旺盛な素敵な人なんだろうな2019/12/21