出版社内容情報
この本で、世界は自閉症の真実を知った。「声」を手にいれた少年みずから綴る、奇跡の手記。
内容説明
会話のできない重度自閉症の15歳が文字盤でつづる、口コミでベストセラーになった奇跡の手記。こだわり行動、パニック、運動障害、共感覚、学校生活…。重度自閉症の少年が、みずからの症状を解説しながらの、心の成長、そして大人たちへのメッセージ。
目次
第1章 十二歳―怒りと悲しみ(ぼくが手をぱたぱたさせるわけ;なぜ人のお皿のものをとってしまうのか ほか)
第2章 十三歳―過去をふりきる(「できること」にフォーカスする;敏感すぎる感覚 ほか)
第3章 十四歳―自分の人生を生きる(前へ;ふつうの生徒になれた ほか)
第4章 十五歳―高校へ(高校生活を始めるにあたって;中学校への感謝 ほか)
著者等紹介
ケダー,イド[ケダー,イド] [Kedar,Ido]
1996年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。作家。会話のできない重度の自閉症者。2歳8か月で重度自閉症と診断され、3歳より行動療法にとりくむ。しかし改善せず、深刻な知的障害があるともいわれた。ところが7歳の誕生日に、自分の意思で字が書けることを、母親が偶然発見。その後、ラピッド・プロンプティングの提唱者ソマ・ムコパディヤイの指導により、文字盤による意思疎通法を学ぶ。これによって高い知性、言語能力、感性を持った少年であることが明らかになった
入江真佐子[イリエマサコ]
翻訳家。国際基督教大学卒。ノンフィクション、児童書、文学の名作を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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