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出版社内容情報
「生田斗真の会いたい人」としてTV番組に出演した著者の、激しくあがく熱い言葉と、トホホな日々を描くエッセイ
目次
自分の器からはみ出そうとした凡人―「ファック・ザ・ポリス!!」
川の字せせらがず、いきなり激流―「縦∞」誕生
東京に転がる屍と、それを越え一握りになる為に―音楽で成功する
蛍光ペンのインクは切れた、それでも―今日の空振り
無鉄砲不発、渋谷の空に散る―「THE 東京」
マ行の大物から受けた恩恵―はじめてのCD
光のシャワー、まぶし過ぎ―フードファイターとカトパン
好きだったあの子の好きだった歌―裕子ちゃんに告白
源流の悲しみをさらに辿れば―「午前2時半の純情商店街」
思い出のお墓に手を合わせうたう歌―あれもこれも歌えない〔ほか〕
著者等紹介
滝原勇斗[タキハラユウト]
2008年、高校の同級生を経て結成されたアコースティックギターとラップの二人組のバンド「MOROHA」でラップ(大爆発)担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けん
18
これまでにMOROHAさんにどれだけ勇気づけられただろうか!?前に進むきっかけをもらっただろうか!?今回も特にこれといって理由はないけど読書から遠ざかっていた僕を、読書の世界へと連れ戻してくれた!曲と同様にこの本からもストレートな思いが突き刺さってくる!やっぱり読書は楽しい♪そして、各章の初めに書かれた曲の歌詞を見ていると「MOROHAもっと聞きたい」となってきた。2016/07/19
ピノピノ
3
昨晩ライブに参戦して再読したが、改めて魂から声を出すラッパーだと知る。内容は「ラッパーは警官に職質されたら格が上がる。」や「ラッパー特有のでかいチェーンが無かったので自転車のチェーンで代用。」など他愛もない内容だが、スラスラ読めて読み応え有りの著書でした。2016/12/13
オジャオジャ
2
個人的MOROHAブームが来てるので読んでみた。良くも悪くも文章が生真面目だなあ。だけどバンプのリトルブレイバーを歌って裕子ちゃんと話すきっかけを作る回は同世代的な親近感を持てて良かったw2019/11/17
ykb
0
どこまでも素直で真面目な人なんだろうなと思った。「ラッパーだから警察は敵。東京には負けられない」というズレた意気込みやとりあえず形から入る感じは声を出して笑ってしまった。それを面白く文章にできるのは才能だ。女性の容姿を笑いにしたり、「生身の女を抱け」と言う表現があり、それは若気の至りを表現するためなのだろうが、読んでいて気持ちが良いものではなかった。しかし、派手に見えるラッパーたちの努力など、非常に興味深かった。映画『8Mile』のラビット(エミネム)がバスの中で黙々と歌詞を考えていたシーンを思い出した。2025/01/23
むちゃ
0
MOROHAのMCアフロこと滝原勇斗氏の著書。 熱い。不器用だが、アツい。 MOROHAのライブはこれまで二回見たが、不覚にも二回とも涙している。 その源泉に触れられる本。 読んでよかった。 ユーモア溢れる文体も魅力。2018/04/28