島―よくある物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 31cm
  • 商品コード 9784864104500
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0098

出版社内容情報

大人も読みたい、知的な絵本シリーズ刊行!第1弾!

内容説明

衝撃の問題作!あなたならどうしますか?「異なるもの」を排除しようとする人間の習性を見事に描ききった、ドイツ発の話題作。

著者等紹介

グレーダー,アルミン[グレーダー,アルミン] [Greder,Armin]
1942年ビール(スイス)生まれ。建築製図を学んだ後、模型メーカーに勤務。その後、風刺画、イラストを描くようになる。1971年にオーストラリアに移住し、グラフィックデザイナーとして活躍。1978年以降はクイーンズランド大学内のカレッジ・オブ・アートでグラフィックとイラストの教鞭を執る。現在はリマ(ペルー)在住。ボローニャ国際児童図書賞、フォーカス誌「ベスト・セブン賞」(2002年)、カトリック児童図書賞(2003年)、ツァイト紙「ルックス賞」(2002年)、そしてハンス・クリスティアン・アンデルセン・メダル(2004年)を受賞

畔上司[アゼガミツカサ]
1952年長野県生まれ。東京大学経済学部卒。日本航空勤務を経て、ドイツ文学・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

21
怖いです。島民の思い込みが先行して先走り、無い噂まで広がって島民が他の難民を受け入れなくなり、島の存在を知られないように塀を作ったり最後には!!衝撃の絵本でした。大人が読むべきだと思いました。2016/03/06

花林糖

16
(図書館本)集団心理ホラーの大人向け絵本。最後はビックリというよりも「え.......」。絵が結構グロいです。2016/01/06

ヒラP@ehon.gohon

12
【再読】大人のための絵本2023/05/15

C-biscuit

12
図書館で借りる。最近はネットでなるべく新しい本を予約。この本もそんな感じであるが、あたりの本であった。絵も内容にあった感じで妙な怖さがある。あとがきにもあったが、難民の一人一人にスポットを当てると本としては、とんでもない量の本ができてしまうが、この本は名もなき主人公一人で現在の難民問題の本質を突くような内容になっており、深く考えさせられるようになっている。日本は多くの難民問題を抱えているわけではないが、子供に説明する時に、絵本のようなことになっていないか注意が必要である。移民や外国人労働者などにも通ずる。2016/02/24

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

8
自分たちとは異質と感じるものを、受け入れるか、排除するか…多くが排除を求めてしまう現実。受け入れたかのように見えて、結果排除を選ぶのは人間の本来の基なのでしょうか? SDGs 17の目標 【10 人や国の不平等をなくそう】2023/11/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9913725
  • ご注意事項

最近チェックした商品