出版社内容情報
満身創痍のリックたちは再び荒野の彷徨うが、危険な人狩り集団との戦いを経て、ウソのように平和な共同体へとたどり着く……。
〇前巻のあらすじ
〇第十章 我らが成り果てしもの
〇第十一章 ハンターの脅威
〇第十二章 人々との生活
〇スケッチブック
〇表紙ギャラリー
〇解説=平山夢明
〇訳者あとがき
内容説明
満身創痍のリックたちは、危険な人狩り集団と渡り合った後、ウソのように平和な共同体へとたどり着く。それはとんでもない欺瞞の上に成り立っているのか?それとも、そう感じてしまうリックたちの方が狂気の淵にいるのか…?全米で驚異的視聴率を叩き出し、日本でも話題沸騰中の同名TVドラマ原作。
著者等紹介
カークマン,ロバート[カークマン,ロバート] [Kirkman,Robert]
コミック原作者。『ウォーキング・デッド』によってベストセラー作家となる。同作は、2010年アイズナー賞の現在進行形のシリーズに与えられる最優秀賞を獲得し、AMCによりTVドラマ化された際には驚異的な視聴率を叩き出した。カリフォルニア州バックウッズ在住
風間賢二[カザマケンジ]
1953年、東京生まれ。英米文学翻訳家・幻想小説研究家。著書は『ホラー小説大全』(第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門受賞)、『ジャンク・フィクション・ワールド』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すけきよ
10
全ての理が狂った世界では、狂った人間こそが常識なのか? それでも正義、人間たろうとし、自問自答を続けるリック。しかし、そんな彼も怪物的な変貌を遂げていく。この世界では、ハンターなど予想された前座にすぎない。むしろ、後半に出てくる〈共同体〉という本来なら安心できるはずの言葉に警戒してしまう。これは我々も狂った世界に染まり、新たな狂気を期待しているのか?2013/08/13
たけのこ
3
毎巻誰かが犠牲になって、辛いけどでも生きていかなきゃいけなくて……。コミュニティーを作っている人たちもいたりするけれど、どうしたって疑心暗鬼になってしまうのは避けられない。頼みの綱の情報も結局は無駄で、はたして平穏は訪れるのか……2024/06/03
ara_shinya
1
さらに熾烈を極める怒濤の展開。食料難の世界を舞台にしている以上避けては通れないカニバリズムエピソードが遂に登場。訳者あとがきでコーマック・マッカーシーの名前が上がるがドラマ第4シーズン後半はまさに『ザ・ロード』状態、良き人とはなにか?でもカールはザ・ロードの子ほど純粋ではいられないようだね。2016/08/31
takahide shioda
1
邦訳第4弾!! 今回も波瀾万丈、今迄共にしていた仲間が又1人又1人…。 新たに辿り着いた移住地区。果たして此処での生活は上手く行くのだろうか…。 相も変わらず今後の展開が気になって仕方が無いww 後書きにて、今後も邦訳版が発売され続けるか否かは売り上げ次第!!と明言されている以上、売上落ちてしまうと未完のまま邦訳本は一生出無いと言う事も十分あり得るのか(そう言うオチはイヤだなぁ…) [アメコミ=タイツ姿のヒーロー]と思っている人は是非読んでみる価値あり。アメコミの印象が変わる事請け合いDEATH♪2013/09/09
6(ロク)
0
ドラマ版は勿論最新作まで3周している「それなりのファン」を自負していたのだが、知人のコミック派からすりゃ、ドラマなぞオマケみたいなものと聞き半信半疑で此処まで読了。正直疑ってすまなかった、確かに、これしか触れてなきゃドラマは要らない子かもしれない、そのくらいにズンドコ深い。2017/05/11
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