内容説明
絶対に負けられない親善試合!?天下分け目の消化試合!?知られざるタイトルマッチから見えてくる、だれにも語られることのなかった「非公式」なサッカーの歴史。
目次
第1章 ワールドサッカー黎明―UFWC誕生 1872年~1907年
第2章 FIFAとUFWC―舞台はヨーロッパへ 1909年~1947年
第3章 UFWCワールドカップへ―南米の時代到来 1950年~1966年
第4章 百花繚乱のUFWC―スターたちの明暗 1967年~1998年
第5章 躍進する「第3の力」―UFWCアフリカへ 2000年~2010年
特別章 ニッポンの挑戦―サムライブルーUFWC制覇へ 1998年~2011年
著者等紹介
ブラウン,ポール[ブラウン,ポール][Brown,Paul]
イングランド北東部出身のノンフィクションライター。2003年にUFWCを考案して以降、2004年に初めて『フォーフォーツー』誌に紹介記事を寄稿したのを皮切りに、ウェブサイトなどを通し、UFWCを広めるべく活動中。フットボール関連のものを中心に、複数の書籍を執筆している
宇都宮徹壱[ウツノミヤテツイチ]
1966年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、TV制作会社勤務を経て、97年に「写真家宣言」。以降、国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中
伊藤綺[イトウアヤ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
9
世界初の公式国際試合、イングランド対スコットランド戦に勝利したイングランドを世界王者とし、王者と直接対決し勝利すると王者が入れ替わるというのをただひたすら書き綴った本。ワールドカップでも親善試合でもUFWCにおいては真剣勝負。同じ温度でマッチレビューが書かれているのが面白い。2010年の親善試合で日本がアルゼンチンを破ったことでなんと世界王者に。その後のアジアカップはドラマチックな試合の連続だったが、王者を他のアジアのチームに譲るわけにはいかないという、絶対に負けられない戦いがそこにはあったのね。2012/11/26
*
5
【感想追記】この「裏設定」のおかげで、ザックJAPAN初期はかなり盛り上がった思い出がある。サッカーは、それぞれの因縁や○○ダービーなど、なんでもない試合をいくらでもタイトルマッチにできるのが面白い。2013/10/16
AMOROS
1
女子代表W杯制覇と男子A代表がUFWC現王者の今こそ読むべき本。FIFAランキングと違った視点でフットボールの楽しみ方を教授する、酒場ネタのひとつに。2011/08/28
読書家γ
0
宇都宮さんの解説どおり、フットボールの外史を記述した書物。スコットランドの記録を破るチームは果たしていつ現れるのか。2013/10/09
bpm95
0
絶対に負けられない親善時合⁉2012/05/09