内容説明
漫画『多重人格探偵サイコ』や映画『キル・ビル』、江戸川乱歩や山田風太郎の小説挿絵などのラフスケッチを多数収録。十数年の田島昭宇の想像力を詰め込み、その絵仕事の軌跡を追ったメモリアル画集。描き下ろしイラストや作画メイキング写真も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
4
田島昭宇の画集。しかもラフをメインとした画集と聞けば、いかにもマニア好みの内容かと思いきや、実はそうではない。ラフ画を眺めていると、田島昭宇が大友克洋の影響下にあることが改めてわかる。しかしページをめくるごとに、その印象は少しずつ変化していく。なぜなら、完成したイラストは、いわゆる田島昭宇を象徴するカラーインクの薄塗りにより、大友タッチがものの見事になくなってしまっているからだ。完成画から再び振り返るとき、ラフ画そのものからして、実に多くのバリエーションに彩られていることに気付かされる。(つづく)2011/06/29
RIE5
3
ため息が出る…うっとり。田島センセに魅了されまくり20年な私ですが、ますますうっとり。お腹いっぱいです。見たことあるもの大半でしたが、知らないのもあって、眼福満腹!線の美しさに、うっとりでした。巻末インタビューも楽しく読みました。2012/06/11
やよい
3
読んだユーザーが自分だけとか……嘘だあぁ!!!いろんなイラストのラフ画とか線画、カラーが見れてよかったです。(*´∀`)ガレリアンズのイラストがもっと見たかった。2011/06/06
ぷほは
2
まだ小学生だった頃、この人の絵が世界で一番カッコいい絵だと思っていた。ドクロとタバコと、ブーツ。それにウォレットチェーン。十字架。弖虎が海岸で寝転んでる絵は、今でも一番あこがれてしまう男性キャラクターのイラストだ。この年になって、他のイラストの人の絵も見るようになって、また色のこだわりなども見えてきて興味ぶかい。2015/10/07
tenso_h(堀川てんそ)
1
もう少し大判で、絵肌が感じられるようなものが良かったかも。2012/05/08