内容説明
ヒミツ・ヒケツ・シクミとして、概念・稽古理論・戦闘理論と続いた武術論の総論としての「武術の極意」。シリーズ第四弾。
目次
第1章 武術発想の極意―力の意識の転換
第2章 武術力の極意―脱力して得られる重心移動の力
第3章 武術戦略の極意―捨て身で生きる
第4章 武術戦闘の極意―読みと交叉法
第5章 武術稽古の極意―稽古法に隠された意味
第6章 武術研究の極意―武芸百般の再構築
第7章 武術勝負の極意―真に勝ち組になる心得
特別評価 若山富三郎先生に見る総合武術―殺陣と武術の邂逅
著者等紹介
長野峻也[ナガノシュンヤ]
1963年生まれ。岡山理科大学環境化学科中退。現代武道・格闘技・中国武術・古武術等々、国内外のさまざまな自己防衛術を体験的に研究、同時に舞踊・健身法等の研究も進め、1999年にそれらの研究成果をまとめた「游心流武術健身法」を立ち上げ、現在にいたる。日本武道医学専門学院二期卒。シダックス・カルチャークラブ講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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磁石
4
砕けた感じの文章だけど、書いてあることはなるほどと頷くものがある(といっても私自身、生まれてこのかた武術を嗜んでいないのですが)。「気」とか言っちゃうから、なんだか体に秘められた不思議な力を使う超能力のように思うけど、それを「重心」に直すと科学的に聞こえてくる。武術の特性として、鍛錬さえ怠らなければ死ぬまで向上し続けられるというのは、すごく魅力的。2014/01/18
みやさん
0
この本は読んだ人いないかなぁと思いきや意外とたくさんいた。それにしても俺様加減が腹ただしい2015/07/09
ITAL
0
インチキくさいおっさんだけど、このシリーズは全部読んだ。2008/11/06