内容説明
映像と言語、映像と芸術、映像と記録、政治と前衛、土地と伝統、民俗と信仰。その境域にたちあがる現代の相貌。
目次
1 映像詩の宇宙(作家篇;理論篇)
2‐01 ヨーロッパとラテンアメリカの往還(赤きオオカミへの挽歌;光と声の哲学的エッセイ―パトリシオ・グスマンとクリス・マルケル;テロティシズム(Terroticism)―性とマージナルの映像)
2‐02 大きな物語と小さな物語(現代映画とアメリカス―ホンジュラス・リベリア;海の向こうで戦後がはじまる―アメリカ、イラク、アフガン;パレスチナと約束の地―神話批判論)
2‐03 ロシアとグルジアの民俗を描く(カフカース映画の民話的宇宙―テンギズ・アブラゼ;ロシア監獄の入り墨文化―デヴィッド・クローネンバーグ;現世的な魂の救済―アンドレイ・スビャギンツェフ)
2‐04 世界と共鳴するオキナワ(琉球のシェイクスピア―中江裕司;批評の奪還―与那国島の批評家)
著者等紹介
金子遊[カネコユウ]
映像作家、批評家。慶應義塾大学環境情報学部非常勤講師、ドキュメンタリーマガジンneoneo編集委員。映像、文学、民族学を領域横断的に研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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