演劇のジャポニスム

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演劇のジャポニスム

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784864051064
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C1374

出版社内容情報

幕末・明治期の芸人たちに始まり、無名の役者から歌舞伎俳優まで、外国人の欲望に応えて海外で演じられた演劇の複雑な容貌をたどる。幕末・明治期の芸人たちに始まり、無名の役者から歌舞伎俳優まで、外国人の欲望に応えて海外で演じられたさまざまな「日本」。興行的な要請のなかで曲解をふくみながら海外で演じられ、そして日本にも逆輸入された近代演劇の複雑な容貌をたどる。
彼らは何をめざして海を渡ったのか──。

[?総論]
1 忘れられたジャポニスム=神山彰
[?博覧会の世紀]
2 日本人になってみる、日本をやってみる=川添裕
3 一九〇〇年パリ万博の川上音二郎・貞奴=井上さつき
4 花子の時代=根岸理子
5 オペラのジャポニスム=森佳子

[?変容する日本と西洋の演劇]
6 両大戦間期パリ劇壇のジャポニスム=茂木秀夫
7 ポール・クローデルの『女と影』と日本=根岸徹郎
8 『鷹の井戸』をめぐる人々=武石みどり
[?ジャポニスムの逆輸入]
9 ロシア演劇のジャポニスム=中村緑
10 『ブシドウ』あるいは『マツ』をめぐって=小笠原愛
11 『忠義』上演におけるセルフ・オリエンタリズム=日比野啓

[?往還する「日本」]
12 『タイフーン』の世界主義=星野高
13 筒井徳二郎の海外公演と近代演劇の問題=田中徳一

神山彰[カミヤマアキラ]
神山 彰(かみやま あきら)
明治大学文学部教授 専攻=近代日本演劇
『近代演劇の来歴――歌舞伎の「一身二生」』(森話社、2006年)、『近代演劇の水脈――歌舞伎と新劇の間』(同、2009年)

川添裕[カワゾエユウ]
川添 裕(かわぞえ ゆう)
横浜国立大学教育人間科学部教授 専攻=日本文化史、文化資源学
『江戸の見世物』(岩波新書、2000年)、『江戸の大衆芸能――歌舞伎・見世物・落語』(青幻舎、2008年)

井上さつき[イノウエサツキ]
井上さつき(いのうえ さつき)
愛知県立芸術大学芸術創造センター長・音楽学部教授 専攻=音楽学
『音楽を展示する――パリ万博1855─1900』(法政大学出版局、2009年)、『日本のヴァイオリン王――鈴木政吉と幻の名器』(中央公論新社、2014年)

根岸理子[ミネギシタカコ]
根岸理子(ねぎし たかこ)
東京大学教養学部特任研究員 専攻=近代日本演劇
「マダム花子 ――「日本」を伝えた国際女優」(『演劇学論集』第53号、2011年11月)、『井上ひさしの演劇』(共著、翰林書房、2012年)

森佳子[モリヨシコ]
森 佳子(もり よしこ)
日本大学他非常勤講師、早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員
専攻=音楽学(主にフランスのオペラ/音楽劇)
『オッフェンバックと大衆芸術――パリジャンが愛した夢幻オペレッタ』(早稲田大学出版部、2014年)、「日本の歌劇事始め百年――帝国劇場の《マスコット》初演(1913年)をめぐって」(『文学』11・12月号、岩波書店、2013年11月)

茂木秀夫[モギヒデオ]
茂木秀夫(もてぎ ひでお)
法政大学大学院国際日本学インスティテュート修士課程 専攻=国際日本学
『小森敏とパリの日本人――近代日本舞踊の国際交流』(創栄出版、2011年)

根岸徹郎[ネギシテツロウ]
根岸徹郎(ねぎし てつろう)
専修大学法学部教授 専攻=フランス文学、フランス現代演劇
『日本におけるポール・クローデル』(共著、クレス出版、2010年)、「紙・墨・筆――クローデルが日本で刊行した四冊の本を巡って」(共編『学芸の還流』専修大学出版局、2014年)

武石みどり[タケイシミドリ]
武石みどり(たけいし みどり)
東京音楽大学教授 専攻=音楽学
Japanese Elements in Michio Ito's Early Period(現代図書、2006年)、『音楽教育の礎』(春秋社、2007年)

中村緑[ナカムラミドリ]
中村 緑(なかむら みどり)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学 専攻=日本近代演劇、文化資源学
「メイエルホリドの歌舞伎受容」(『演劇映像』第48号、2007年3月)、「ハチャトゥリアン『仮面舞踏会』の文脈」(『劇・ドラマ』2009年10月)

小笠原愛[オガサワラアイ]
小笠原愛(おがさわら あい)
多摩美術大学非常勤講師、明治大学兼任講師 専攻=舞踊学、比較芸術学
「ニューヨークの伊藤道郎――道郎とアメリカン・シアター・ムーブメント」(『大正演劇研究』第8巻、2000年5月)、「ルース・セント・デニスの腕」(『文芸研究』第111号、2010年3月)

日比野啓[ヒビノケイ]
日比野啓(ひびの けい)
成蹊大学文学部准教授 専攻=演劇理論、演劇批評
神山彰編『商業演劇の光芒』(共著、森話社、2014年)、中野正昭編『ステージ・ショウの時代』(共著、同、2015年)

星野高[ホシノタカシ]
星野 高(ほしの たかし)
早稲田大学演劇博物館招聘研究員 専攻=近代日本演劇史
「帝劇の時代――ヴァラエティ・シアターとしての大正期帝国劇場」 (『商業演劇の光芒』森話社、2014年)、「〈銀座モダン〉の余香――女優森律子の生人形と三世安本亀八」(『日本人形玩具学会誌 かたち・あそび』第26号、日本人形玩具学会、2016年)

田中徳一[タナカトクイチ]
田中徳一(たなか とくいち)
日本大学国際関係学部教授 専攻=ドイツ演劇、比較演劇
『筒井徳二郎 知られざる剣劇役者の記録――1930?31年 22ヵ国巡業の軌跡と異文化接触』(彩流社、2013年)、『ドイツの歌舞伎とブレヒト劇』(えにし書房、2015年)

内容説明

幕末・明治期の芸人たちに始まり、無名の役者から歌舞伎俳優まで、外国人の欲望に応えて海外で演じられたさまざまな「日本」。興行的な要請のなかで曲解をふくみながら海外で演じられ、そして日本にも逆輸入された近代演劇の複雑な容貌をたどる。彼らは何をめざして海を渡ったのか―。

目次

1 総論(忘れられたジャポニスム―「見せたい日本」「見せたくない日本」)
2 博覧会の世紀(日本人になってみる、日本をやってみる―身体が形象するジャポニスム;一九〇〇年パリ万博の川上音二郎・貞奴;花子の時代;オペラのジャポニスム―『ミカド』と『蝶々夫人』を例に)
3 変容する日本と西洋の演劇(両大戦間期パリ劇壇のジャポニスム;ポール・クローデルの『女と影』と日本;『鷹の井戸』をめぐる人々)
4 ジャポニスムの逆輸入(ロシア演劇のジャポニスム;『ブシドウ』あるいは『マツ』をめぐって―アメリカでの『寺子屋』上演;『忠義』上演におけるセルフ・オリエンタリズム)
5 往還する「日本」(『タイフーン』の世界主義―近代通俗劇にみる日本趣味;筒井徳二郎の海外公演と近代演劇の問題)

著者等紹介

神山彰[カミヤマアキラ]
明治大学文学部教授。専攻=近代日本演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rbyawa

1
h069、日本人が少数国外渡航が出来るようになった時代以降「本格的ではない」演劇が欧米やロシアで見られた、という本ではあるものの、ひょっとしてこれ、日本人の初期イメージそのものじゃないのかなぁ? ハラキリゲイシャってあれ、あの、最初の女性舞台人がちょうどそんな感じで…。そして本格的な演劇はどうにもあまり受けなかったようで、強いて言えば本の後半の寺子屋辺りかなぁ、『タイフーン』も確かに面白そうではありましたが日本人に好意を持った欧州人の作品だしね。で、日本芸術の歴史の中からは抹消されて忘れられている、と…。2018/09/27

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