目次
総論 上杉謙信に関する研究の現状と展望
第1部 上杉謙信の政治動向(上杉氏の領国支配;戦国期の信濃と上杉氏・武田氏;越後府中と「都」の顔―上杉謙信の町並み改造計画;越後府内の御館と上杉謙信との関係について;上杉謙信の家督継承と家格秩序の創出;河田長親と中世の長岡;動乱の世―戦国・織豊時代の与板;上杉輝虎発給文書の花押とその変更;上杉輝虎の文書と右筆―「富岡家文書」を素材として)
第2部 上杉謙信の軍事と対外政策(上杉謙信の軍事編成の特質;上杉謙信の地下人動員令;上杉輝虎の人質要請;越後の「地下鑓」研究ノート;再考・黒田秀忠の乱―長尾景虎書状と『越後過去名簿』をめぐって;幻の川中島合戦;「関東幕注文」をめぐって;上杉謙信の草津湯治;上杉氏の越中支配について―川田長親と須田満親)
著者等紹介
前嶋敏[マエシマサトシ]
1971年生まれ。中央大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(史学)。現在、新潟県立歴史博物館専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Toska
12
他の著作から漏れた論考を集めるという落穂拾い的なコンセプトのシリーズで、普通なら地味なテーマの論文ばかりになりそうなものだが、流石に上杉謙信ほどの有名人となると話が違う。「越後府中と「都」の顔―上杉謙信の町並み改造計画」(斉藤利男)、「上杉謙信の軍事編成の特質」(平出真宣)、「上杉輝虎の人質要請」(山田邦明)、「幻の川中島合戦」(西川広平)、「上杉謙信の草津湯治」(久保田順一)等々、タイトルを眺めるだけで楽しくなってくる。景勝と景虎の跡目争いを通じて謙信の家格統制を論じた片桐昭彦の論考もお勧め。2026/02/08
フゥドゥ
2
読了。濃い。上杉謙信に関する最近の研究のおまとめ本。一回読んだだけではなかなか整理できない情報量。十八編の論文により多角的な上杉謙信の姿が見ることが出来ます。個人的に好きなのは御館、河田長親、関東幕注文、草津湯治の4編かな 流石に値段はお高めです😅図書館有難い。2024/04/26




