戎光祥選書ソレイユ<br> 阿部正弘―挙国体制で黒船来航に立ち向かった老中

個数:
  • ポイントキャンペーン

戎光祥選書ソレイユ
阿部正弘―挙国体制で黒船来航に立ち向かった老中

  • 後藤 敦史【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 戎光祥出版(2022/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 10時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864034548
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

攘夷か、開国か!?異国船の襲来という未曾有の国難を前に、全国各地で噴出する矛盾・軋轢・対立。激動の時代に対処しなければならなかった阿部正弘政権の検討を通じて、“幕末”という時代の特質に迫る!

目次

序章 幕末の動乱と阿部正弘
第1章 老中首座への道
第2章 政権の安定に向けて―弘化期
第3章 開国前夜の正弘政権―嘉永期
第4章 黒船来航―嘉永五・六年
第5章 条約締結と「臥薪嘗胆」―安政元年
第6章 開国への転換のために―安政二・三年
終章 正弘の死―安政四年

著者等紹介

後藤敦史[ゴトウアツシ]
1982年生まれ。現在、京都橘大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

19
ペリー来航時の老中首座を務めた阿部正弘の評伝。「積極的な開国論者」「開明的な人物」といったイメージを退け、史料に基づきながらその生涯を追う。大名間の「衆議」を重んじ、開国派・攘夷派のバランスを保ちながら挙国一致の体制で難局を乗り切ろうとした苦闘が伺える。なにか凄いヴィジョンがあったわけではないが、多様な意見を包摂し、国論の分裂を防ごうとした彼の存在は、当時の政局において得難いものだったであろう。また彼の行った政策が、のちの幕府崩壊の遠因にもなったところも指摘している。要は江戸幕府版ペレストロイカだよね。2023/04/23

wuhujiang

3
現実主義でバランスを重視する阿部正弘の人物像がよくわかる一冊。これまでになく外国からの圧力にさらされる中で「衆議」を大切にする。有力大名との交信をしつつ、決して彼らのうち誰かの意見を丸のみにはしない。かといって決定的な破局も起こさない。自分の意見を少しずつ変えていく柔軟な姿勢は「大物」と評されるにふさわしいと思えた。彼の早逝後、何とかバランスを保てていた有力大名や幕閣の対立が表面化してしまう。彼がいたらその後もなんとかなったのか、有力者を取り込む彼の政治がそうさせたのかなんとも微妙なところだ。2022/12/10

司書のN

0
黒船来航に江戸は揺れたー。 幕府を支えたのは、時の老中 阿部正弘だった。 講武場や海軍伝習所の創設に加え、永井尚志や勝海舟などの多くの人材を登用した福山藩主の生涯はいかに? 後の大老 井伊直弼に比べると、知名度は一般的ではないが……彼がいなければ、幕末は大きく変わっていたかもしれない。2022/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20287387
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。