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三島由紀夫の死と私 (増補新訂版)

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864033732
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0030

内容説明

三島由紀夫没後50年記念企画。自決へと至った芸術と生活の二元論。「三島事件」当時の記録や証言をもとに、丹念に論考。三島事件が与えた影響や展開について詳述する。巻末には単行本初収録となる「三島由紀夫の自決と日本の核武装」を再録した。

目次

第1章 三島事件の時代背景(日本を一変させた経済の高度成長;日本国内の見えざる「ベルリンの壁」 ほか)
第2章 一九七〇年前後の証言から(日本という枠を超えるもう一つのもの;三島由紀夫の天皇 ほか)
第3章 芸術と実生活の問題(本書の目的を再説する;芸術と実行の二元論 ほか)
第4章 私小説的風土克服という流れの中で再考する(小林秀雄「文学者の思想と実生活」より;明治大正の文壇小説と戦後の近代批評 ほか)

著者等紹介

西尾幹二[ニシオカンジ]
1935(昭和10)年、東京に生まれる。1958(昭和33)年、東京大学文学部ドイツ文学科を卒業。1961(昭和36)年、同大学大学院修士課程を修了。1961(昭和36)年より静岡大学人文学部講師、1964(昭和39)年より電気通信大学助教授、1975(昭和50)年より同大学教授に就任。1979(昭和54)年に東京大学より文学博士を授与される。1965(昭和40)年から1967(昭和42)年には、西ドイツ(現・ドイツ)のミュンヘン大学に客員教授として在籍。1994(平成6)年、「正論大賞」受賞。1999(平成11)年に電気通信大学を定年退官、現在、同大学名誉教授。ドイツからの帰国後、ドイツ文学者としてニーチェ、ショーペンハウアーの研究、翻訳を行う傍ら、保守の論客として雑誌、新聞、テレビ番組などで幅広い評論活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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