目次
第1部 院政期・鎌倉期の相模国(大庭御厨における在地住人と伊介神社祝荒木田氏―史料『天養記』所収文書の一考察;相模国の知行体制と地域秩序の形成;奥州合戦をめぐる諸相―鶴岡八幡宮・旗・奥州征伐祈〓;泰時以前の鎌倉―都市の点景;相模武士と交通)
第2部 南北朝期・室町期・戦国期の相模国(南北朝期相模守護と鎌倉―河越氏の守護時代を中心に;『浄光明寺敷地絵図』からみる鎌倉の「町屋」―「町屋」管理の一様相をめぐって;古河公方足利義氏と都市鎌倉―特に「鎌倉様」段階を中心に;戦国期江戸湾における小林氏の動向;海からみた戦国時代―北條水軍梶原氏の動向;小田原合戦と石垣山一夜城―東国に出現した西国文化の城)
第3部 中世相模国の社会と信仰(佐原氏と熊野信仰―東国武士の熊野信仰を通して;高野聖と相模国;中世鎌倉の烈震と復興―鎌倉時代末期から戦国時代の地震災害と復興の姿)
著者等紹介
真鍋淳哉[マナベジュンヤ]
1969年、神奈川県生まれ。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(歴史学)。現在、青山学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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