内容説明
電車発達史研究の第一人者である著者が、昭和20~30年代に大きく進展した国内の電車技術開発の歴史を詳述します。総論(第1章・第2章)では、各技術の開発の流れや特性・特長について徹底解説。「戦後の名車を訪ねて」(第3章)では、日本の電車技術開発史を彩る7形式をクローズアップ。それぞれの技術が生まれた背景と、その後の国内の鉄道に与えた影響について、豊富な資料や写真を用いて徹底解説いたします。さらに、開発に関わった技術者の想いを紹介。鉄道ファン、車両ファン必携の1冊です。
目次
第1章 私鉄高性能電車の要素技術(軽量構造車の誕生;台車技術の進展;カルダン駆動の誕生 ほか)
第2章 戦後の復興と高性能電車の誕生(戦後復興に貢献した63形電車そして長距離列車の先駆け80系湘南形電車;カルダン駆動車の草分け(東武5700系・京阪1800形)
昭和29年度に誕生した高性能電車(小田急2200形・東急5000系・南海11001形・阪神3011形) ほか)
第3章 戦後の名車を訪ねて(東京地下鉄(帝都高速度交通営団)300・400・500形
日本国有鉄道こだま形クハ26001(151系)
西日本鉄道313形 ほか)
著者等紹介
福原俊一[フクハラシュンイチ]
昭和28(1953)年2月、東京都に生まれる。武蔵工業大学経営工学科卒業。電車発達史研究家。電車の技術史や変遷を体系立てて調査する車両研究をライフワークとして取組み、昭和50年代から鉄道雑誌などに寄稿を続けている電車研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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