中世武士選書<br> 源頼朝―鎌倉幕府草創への道

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中世武士選書
源頼朝―鎌倉幕府草創への道

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864032506
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

なぜ、頼朝は天下を取れたのか―。激動の治承・寿永内乱の中で、複雑にからみ合うそれぞれの思惑。平清盛や後白河院、東国武士団をはじめとする地域社会はどう動いたのか。鎌倉幕府草創の要因を丹念に分析し、頼朝の人物像をあぶりだす。

目次

頼朝の生涯をたどる
第1部 地域社会の動向―在地領主と合力システム(日和見な武士たち;内乱の推進主体)
第2部 中央権力の動向―清盛の野望とつまづき(平清盛の王権;治天君権力の失墜)
第3部 頼朝の登場―内乱における役割(頼朝の課題;内乱後体制の構築;将軍権力の創出)
頼朝と鎌倉幕府

著者等紹介

菱沼一憲[ヒシヌマカズノリ]
1966年福島市生まれ。現在、國學院大學栃木短期大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kiyoshi Utsugi

31
菱沼一憲の「源頼朝 鎌倉幕府草創への道」を読了しました。 以下の4部構成です。 ・地域社会の動向 在地領主と合力システム ・中央権力の動向 清盛の野望とつまづき ・頼朝の登場 内乱における役割 ・頼朝と鎌倉幕府 坂東という地域社会の動向、京の都の中央権力の動向(主に清盛を中心とした平氏)を受けて、頼朝が新たに創出した権力体(鎌倉幕府)を解説する流れになってます。 本の題名は「源頼朝」となってますが、特に源頼朝というよりは、武士社会にどのようにして移行していったのかがメインでした。2021/05/08

さとまる

9
頼朝の事績を通史的に解説するのでは無く、その政権の持つ意味を事績から考察していく内容。東国武家社会のもつ「合力」という安全保障システムや平家没官領の扱いについてなど興味深い。ただ、荘園に関する基礎的な知識がまだ不足しているので、その点内容を把握し切れてないところもあった。2023/01/27

MUNEKAZ

7
頼朝の評伝かと思いきやそれは序章であっさり終わらせて、彼の作り上げた権力について真正面から論じている一冊。内乱の基層をなした地縁や血縁で重層的に繋がった在地領主たちの争いから、武家政権の先駆けとなった平氏政権の幼帝を擁しての治天君権力の確立と挫折、そしてそれらとの角逐の中で手に入れた臨時の大権を平時の恒久的な権力とすべく行動する頼朝の姿が描かれている。そこから浮かび上がるのは冷徹な陰謀家というよりは、孤独な現実主義者という相貌であり、ストイックささえ感じさせるものがある。2018/03/21

Go Extreme

1
地域社会の動向 在地領主 合力システム 相互扶助 利害共有 野木宮の合戦 平清盛 武士の台頭 後白河院政 以仁王の乱 都落ち 畿内近国惣官 源氏の勢力拡大 富士川の戦い 東国武士 反乱者から棟梁へ 後白河院との駆け引き 武士による秩序 御家人制度の萌芽 鎌倉殿 人的秩序 源義経の排除 鎌倉幕府の成立 武家政権 政治体制の転換 大名・小名社会 御家人体制への再編 守護・地頭の設置 経済基盤の変化 武士の倫理観 東国社会 平家打倒 源氏の嫡流 鎌倉幕府草創 治承・寿永内乱 北条氏 執権政治 征夷大将軍2025/04/16

オルレアンの聖たぬき

1
源頼朝について、というよりも『鎌倉殿』が誕生するまでの社会と『鎌倉殿』を生み出した御家人たちの社会についてという感じ。2022/05/15

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