内容説明
なぜ、頼朝は天下を取れたのか―。激動の治承・寿永内乱の中で、複雑にからみ合うそれぞれの思惑。平清盛や後白河院、東国武士団をはじめとする地域社会はどう動いたのか。鎌倉幕府草創の要因を丹念に分析し、頼朝の人物像をあぶりだす。
目次
頼朝の生涯をたどる
第1部 地域社会の動向―在地領主と合力システム(日和見な武士たち;内乱の推進主体)
第2部 中央権力の動向―清盛の野望とつまづき(平清盛の王権;治天君権力の失墜)
第3部 頼朝の登場―内乱における役割(頼朝の課題;内乱後体制の構築;将軍権力の創出)
頼朝と鎌倉幕府
著者等紹介
菱沼一憲[ヒシヌマカズノリ]
1966年福島市生まれ。現在、國學院大學栃木短期大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 寄りそう心