シリーズ〈実像に迫る〉<br> 征夷大将軍・護良親王

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シリーズ〈実像に迫る〉
征夷大将軍・護良親王

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  • サイズ 21判/ページ数 104p
  • 商品コード 9784864032391
  • NDC分類 288.44

内容説明

親王を倒幕へと駆り立てたものとは?生死をかけたゲリラ戦―。悲願成就ののち、新たに現れたライバル“足利尊氏”。父後醍醐との確執、尊氏への嫉妬の果てに護良を待ち受ける、悲しい運命。

目次

第1部 倒幕の急先鋒(天台座主・尊雲法親王;決死の倒幕ゲリラ戦)
第2部 護良の戦い、興良の戦い(足利尊氏との死闘;護良の遺児・興良親王)

著者等紹介

亀田俊和[カメダトシタカ]
1973年、秋田県に生まれる。1997年、京都大学文学部史学科国史学専攻卒業。2003年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程歴史文化学専攻(日本史学)研究指導認定退学。2006年、京都大学博士(文学)。現在、京都大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポンの社長ケツそっくりおじさん・寺

62
このシリーズは薄いのに内容があって図版も多いという、戎光祥出版の好シリーズである。本書は後醍醐天皇の皇子で征夷大将軍(剥奪されたが)だった大塔宮・護良親王の伝記。野田秀樹が夢の遊眠社時代にやっていた戯曲『少年狩り』の登場人物だったのを覚えている。昔は「だいとうのみや・もりながしんのう」と読まれていたが、「おおとうのみや・もりよししんのう」と読むのが正しいと、史料を使って教えてくれて嬉しい。歴史上の有名人でも、本当は何て読むのか不明な名前がいっぱいあるのだから(例:大石内蔵助の諱「良雄」など)。つづく。2021/08/05

MUNEKAZ

15
他の後醍醐天皇の親王たちが良くも悪くも「良い子」というか、父の名代・分身の域を出ないのに対し、この人は別。独自に動き回るし、対立もする。その辺りが不思議だったのだが、宮が教育を受けた梶井門跡自体が反幕府の気風に溢れる環境で、父の意向とはまた別の思いを持って倒幕運動に参加したと考えれば納得。息子の興良親王も独立して第三勢力を狙ったり、北朝に寝返って賀名生の行宮を焼いたりと、南朝の「反主流派」として、しっかり父の跡を継いでいるのも興味深かった。2020/02/05

ossan12345

13
鎌倉末期から室町初期を研究されている亀田俊和先生の本を初読み。まったく詳しくない時代ですが日本史の復習という意味で、正中の変・元弘の変、中先代の乱、観応の擾乱を、豊富な資料や写真を通して振り返る興味深い機会でした。この頃の政治の舞台の跡地や石碑が今住んでいる近場にたくさんあることにびっくりです。約700年前に想いを馳せながら徘徊するよいキッカケができました。2023/05/29

futabakouji2

10
大河ドラマや南北朝を題材として物語では倒幕の中心人物で必ず出る護良親王。有名な割にはさっぱり知らないので写真も多くある本書を読む。出生で母はよくわからない。おそらく母の地位が低く護良自体も前半生は不明なことが多いようだ。後醍醐天皇からもそれほど重視されず、倒幕の時に活躍した栄光はわずか1年にも満たない。なんだろう、尊氏への嫉妬で破滅したけど、倒幕のために諦めずに綸旨を用いて抵抗。抵抗勢力としては正成と赤松円心と寺社ぐらいであった。この時点で鎮圧されたら時代は動かなかっただろうな。2019/08/17

BIN

9
後醍醐天皇の子で倒幕の中心人物の一人護良親王の評伝。「おおとうのみや」と読むのが正しいのは初めて知った。著者は足利ファンというのが意外。母親のことも含め、活動期間が短く資料がほとんどなく不明なことが多いとのこと。母の地位が低かったのは想像できる。基本的に南朝びいきなので、ただ足利尊氏に嫉妬しだけというのは護良親王の器が小さく思えてしまった。赤松との関係や北畠との姻戚関係等知らないことも多く、近年の研究成果も踏まえているので勉強になったし読みやすい良書です。2019/10/14

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