戎光祥中世史論集
中世の西国と東国―権力から探る地域的特性

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864031363
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3021

内容説明

中世の列島社会はどのような地域的特性を持っていたか。気鋭の研究者たちが、鎌倉・室町幕府・鎌倉府・守護・戦国大名・大寺社など、多様な中世権力のあり方からその差異を明らかにする。

目次

1 鎌倉幕府支配の西国と東国
2 南北朝・室町期東国史研究の現在
3 中世後期の畿内・国・境目・地域社会―和泉国を中心に
4 室町幕府と遠国・境界―“二つの将軍家”再考
5 西国の地域権力と室町幕府―大友氏の対幕府政策(関係)史試論
6 中世後期の地域権力状況をめぐる覚書
総合討論 中世の西国と東国

著者等紹介

川岡勉[カワオカツトム]
1956年、島根県に生まれる。1979年、静岡大学人文学部卒業。1986年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、愛媛大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翠埜もぐら

16
東西の地域的特性の比較論かと思っていたのですが、総論はともかく各論三篇は全部西国の話で東国の話は無し。資料の数も西国の方が一歩どころか五十歩ぐらい多いだろうし、研究史も西国と東国は比べようがないのはわかっているのですが、一応副題が「権力から探る地域的特性」になっているのだから一遍ぐら東国の話を各論で載せてほしかった。西国の各論も話が細かすぎて(それなりに面白かったですが)、比較しての地域的特性が良くわかりませんでした。研究史に関しては東国の話が多く出ていたのですが、ちょっと肩透かし。2024/08/25

Z

3
うーん、東アジアとの貿易に伴う、貨幣経済の進展に対する対応を知りたくて読んだのだが、別に触れられず、今までの学説史整理した本だったのであんまり実りある読書できず。そのこと書いた本ないかなー2016/05/02

吃逆堂

0
編者周辺の議論は、どうもかみ合ってないようにしか感じないんだな…。あと、1本だけ妙にボリュームが違うのは、少々違和感が。2014/12/07

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