中世武士選書
上杉憲顕

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864030670
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

足利直義の忠臣として南北朝の動乱を生き抜き、直義死後は、足利基氏の近臣として初期鎌倉府を牽引する。名族関東管領上杉氏の礎を築いた名将の生涯。

目次

第1部 上杉一族の鎌倉進出(勧修寺流藤原氏;上杉氏の成立)
第2部 関東掌握への道(鎌倉幕府の滅亡と憲顕;越後・上野の支配;観応の擾乱と憲顕)
第3部 没落から、再び栄光の座へ(薩〓(た)山合戦と憲顕の失脚
雌伏の時代
再び関東管領に
憲顕の妻子とその後の山内上杉氏)

著者等紹介

久保田順一[クボタジュンイチ]
昭和22年(1947)前橋市生。昭和45年(1970)、東北大学文学部史学科国史専攻卒業。群馬県立高校教諭を退職後、現在、群馬県地域文化研究協議会副会長、榛名町誌編纂委員会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BIN

7
関東管領上杉氏の基礎を上杉憲顕。憲顕の叔母が足利尊氏の母という関係で、基本的には足利直義直属で鎌倉府の義詮や基氏の近臣となる。足利兄弟が決裂する観応の擾乱以降、足利兄弟は南朝に付いたり、離れたりするのでよくわからなくないのが困る。その点、新田や楠木は一貫して南朝だからわかりやすい。その辺整理されてればなあと思う。上野や越後の平定では活躍するも北畠顕家には全敗ですし、帯にある名将は言い過ぎかと。2017/10/25

吃逆堂

2
小見出しの中でも話が行ったり来たりだし、一部文意の通じないところがあったりだが、ともかく1冊にまとまったというのは、分野の前進と見るべきか。2012/11/29

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