内容説明
人生は長いようで短い。短いようで長い。そう、この一本のゴムのように―。元「ゆーとぴあ」ホープこと城後光義の半生を通し、師匠と弟子、父と息子の哀歓を描いた本格芸人小説。
著者等紹介
吉川潮[ヨシカワウシオ]
1948年生まれ。立教大学卒業後、放送作家のかたわら演芸評やコラムを発表、のちに小説家として執筆を始め、1997年『江戸前の男―春風亭柳朝一代記』で新田次郎文学賞、2005年『流行歌―西條八十物語』で大衆文学研究賞を受賞。落語立川流顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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