内容説明
この本は少し古い。しかしながら、この本には2000年代の日本経済の問題点、今後の経済のあるべき方向性が示唆されている。バブル崩壊後の混迷の日本経済を立て直す一冊。
目次
第1章 序論:経済学って何?
第2章 市場経済と計画経済
第3章 国富と生産性
第4章 産業の構造
第5章 産業の立地
第6章 市場と商店
第7章 お金って何?
第8章 輸入と輸出
第9章 所得はそして何処から
第10章 生産と雇用の浮き沈み
第11章 福祉国家
第12章 貧困の意味と範囲
第13章 対立する価値観
著者等紹介
ウィリアムズ,ガートルード[Williams,Gertrude]
第二次世界大戦中を除いてロンドン大学のベットフォードカレッジの社会経済学教授として活躍。現在はロンドン大学名誉教授。広く植民省、外務省と英国協会のために西インド、デンマーク、ドイツ、アメリカ、イスラエルの各国の大学とエルサレムのヘブライ大学で社会経済学を講じてきた。また政府機関のかなり大きな仕事をし、多岐にわたって職業に関する法定賃金を調整する調整委員会の独立メンバーとしての仕事、さらに職業病についての政府への諮問機関のメンバーでもあった。最近は人的資源問題にかかわり、熟練労働についての若い人々の訓練方法について調査、『熟練労働のリクルート』を刊行、引き続き『欧州における徒弟制度=英国への教訓』を刊行。これは欧州における工業諸国の職業訓練を調査したもので、英国政府への勧告を含み産業職業訓練として白書に取り上げられ、結局、産業職業訓練法として1964年に制定された。この法が議会を通過して以来、中央職業訓練委員会(大臣の諮問を受ける)及びその他の委員会の委員を務める。さらにインドや香港、マレーシア、シンガポールで雇用問題の調査にも携わる
古田重治[フルタシゲハル]
昭和6年福岡県生まれ。九州大学経済学部卒。西日本新聞社広告局勤務。平成4年より若宮研修センター常務理事支配人
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