目次
「法哲学」を語れない現代日本の状況
「哲学とは何か」に対する奇抜な答え
「閉じられた世界」と「開かれた世界」
「法哲学」の奥にあるもの
ヘーゲルとカントを分けたもの
あの世を否定した近代哲学の流れ
生命を超えたものに殉ずる心
民主主義と戦争の関係
「日本はファシズム国家だった」という“刷り込み”
ハンナ・アーレントと「アイヒマン裁判」
ヘーゲルとマルクスの「人間性」
「マルクス主義」と「全体主義」
「平和構築」へのリアリズム
「全体主義」を防ぐアーレント、ドラッカーの思想
未来を拓く幸福の科学の「法哲学」とは
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。現在、全国および海外に数多くの精舎を建立し、精力的に活動を展開している。幸福実現党、幸福の科学学園中学校・高等学校の創立者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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p.ntsk
19
法哲学の根源とその流れの概観。また思想の展開としての世界の現状という高度で深い内容を平易な言葉で著しています。記号論理学のようなポストモダン哲学を近代的で進化しているとする見方がありますがカール・ポパーが言うところの「開かれた世界」とプラトンの洞窟の比喩で例えられる世界と一体どちらが世界の実相を表しているのか今こそ一考の価値があるのではないかと思いました。2014/08/12
りんふぁ
4
難しいなぁ。人間心を超えた部分になるから、いまいち理解しきれず難しい。私的には、わからないなら頭でなく、神仏の御心に添える素直な心を持てるように頑張ろう、という感じ。2014/06/24
とらじゃ
3
概略とはいえ、内容は深い。日本のとるべき行動もはっきりと見えて来る。2014/06/08
パングル
2
ここまでバッサリと法哲学を認識して、歴史をいかに判断するかという視点を含めて、深淵なる一冊。2014/07/03
りんふぁ
0
ふと読みたくなり。法に捕らわれて、本質を見失っては本末転倒。何ゆえにその法が必要なのか、考える力、見極める目を養わねば。2016/03/19
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