出版社内容情報
気がつけば、「憲法改正」議論も思考停止!?
いつまで「空気」で動くのか。
日本人よ。そろそろ本気で考えよう。歴史を、現実を、直視せよ。
目次
1 山本七平に訊く「現代日本の空気」
2 日本人が信じている「日本教」とは
3 山本七平の「比較宗教論」
4 「空気」の発生原因
5 「天皇制」存続の背景
6 「バターン死の行進」の真相
7 「差別思想」をどう考えるか
8 日本とユダヤにまたがる「転生の秘密」
9 「空気」の支配から脱するために
10 「新しい言論人」の輩出を!
11 「山本七平の霊言」を終えて
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。現在、全国および海外に数多くの精舎を建立し、精力的に活動を展開している。幸福実現党、幸福の科学学園中学校・高等学校の創立者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とらじゃ
3
面白かった。確かに日本人は「空気」が読めるがゆえに「空気」に支配される。最近では特にマスコミに作られた「空気」で動く場合が多い。民主党を選んでしまったのも然り、原発反対も然り。このままでいいのか?という疑問をはっきり提示してくれる一冊。2013/07/15
りんふぁ
1
空気で動く、日本教という表現が面白い。確かに、大多数の空気に合わせる民族だよな。先の民主党大勝なんて、空気そのものだったと思う。良くもあり悪くもある特性だ。2013/10/02
かささぎのはし
1
「日本教」の正体は、人間の生命の安全。それならば、今の日本人の真実や論理を無視した原発アレルギーもわかります。思考停止するほど、生命の安全が奪われることが怖いんでしょうね。その生命の安全への感情的すぎる執着が逆に危険にさせているんだけれど。おもしろいのが、宗教の逆説的な解説がしてあって、生命の安全ではなく、死をも恐れない部分があるということ。自分が最近考え続けていることとリンクするのですが、宗教の本当の救いは生命の安全ではなく、「恐怖心から脱却」させるところにあるということです。2013/07/21
アムリオ
0
戦前でも今のコロナでも「空気」に日本人は支配されているのがよく分かった。2021/05/22