出版社内容情報
弱者をほんとうに救う方法は、「心の力」にある―。
「ワーキングプア」「生活保護」「年金」「老後」・・・。
心理学者・石田梅岩が、政府や国に頼る現代日本の精神的甘えを指摘し、自助努力に基づく繁栄哲学を語る。
内容説明
「ワーキングプア」「生活保護」「年金」「老後」…心学者・石田梅岩が、政府や国に頼る現代日本の精神的甘えを指摘し、自助努力に基づく繁栄哲学を語る。
目次
1 石田梅岩に「庶民の繁栄哲学」を訊く
2 「豊かさを肯定する思想」が必要だ
3 「心の力」を発揮して、未来を描け
4 もっと「主体性」を持って努力せよ
5 「老後の幸福」のためのアドバイス
6 「一生懸命に努力した人」が成功する世の中を
7 「資本主義の原点」とは何か
8 「チャンスの平等」こそ大切だ
9 「転生」について訊く
10 「甘え」を断ち、「責任」ある生き方を
11 石田梅岩は現代に生まれているのか
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。現在、全国および海外に数多くの精舎を建立し、精力的に活動を展開している。幸福実現党、幸福の科学学園中学校・高等学校の創立者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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p.ntsk
4
江戸時代の思想家で石門心学の祖。「士農工商」の時代に「四民平等」的な思想をもって「商人が経済的に繁栄することは、正しい道徳として認められるのだ」という様な事を説いた方だそうです。二宮尊徳の教えや東大教授にして巨万の富を築いた本多静六博士の考えに近いかなと思いました。説かれていることはシンプルで分かりやすく至極まっとう。この教えを人生の早い時期に学んで実践すれば絶対に豊かになれると思いました。まさに資本主義の原点のような思想。一見厳しい様だけど今のような経済状況だからこそ必要な心構えなのかなと思いました。2012/12/20
かささぎのはし
2
どんな環境であってもとにかくコツコツやることが成功の秘訣。2013/01/18
とらじゃ
2
結果平等に流れがちな現代人必読の書。まずは働けるものは働け!もっと「主体性」をもって努力せよ。甘えを捨てて自助努力することこそ、繁栄への王道なのだ。2013/01/17
かささぎのはし
1
世界一の都市江戸の繁栄で日本オリジナルの思想として紹介があったので、改めて。仏教、儒学、神道を合わせた考え方でこの世で繁栄していくという考え方が日本人にはあるんだなぁと思いました。単なる平等主義ではなく、他に情報ももたない小さな島国に資本主義的考え方が根付いていることは驚きでもあります。2015/05/16
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