出版社内容情報
中国語は母音が36、子音が21あり、音のバリエーションが多い。また、声調というイントネーションもある。そのため、音の種類が少なく、アップダウンの少ない日本語に比べるとどうしても難しく感じられる。
本書は、そんな中国語の音を学びやすいグループにまとめ、声調も含めて「15の発音公式」でマスターできるようにした。短時間で効率的に中国語発音のコツを身につけられる。
また、母音を出すときの「口の形」、子音を出すときの「口・喉の断面」をイラストで具体的に紹介しているので、発音のしくみがよくわかる。
音声(CD 2枚および無料ダウンロード)には、ネイティブスピーカーの発音の後、ポーズが設けられているので、模範音声を真似て自分でも発音できるようになっている。
多彩な練習メニューが組み込まれているのも本書の特徴だ。4つの声調を覚えた後、母音・子音を学んでいく中で、母音・子音とすべての声調の組み合わせが練習できるようになっている。中国語の音を多面的に学べ、自然に通じる中国語が話せるようになる。
後半の「発音トレーニング 単語編」では、「数字」「外来語」「1~4字の単語」「日本の地名・人名」「中国の地名・人名」など、日常よく使う単語を発音練習する。「発音トレーニング フレーズ編」では2~5字の会話フレーズや定型フレーズを発音練習できる。発音のトレーニングをしながら、中国語の基礎も身につくので、一石二鳥である。
すべての中国語ビギナー、音声が苦手な中国語学習者におすすめ。今までで一番わかりやすい中国語発音の入門書である。
内容説明
短時間できれいな中国語が話せる。声調・母音・子音のすべてを15の「発音公式」にまとめて紹介!発音練習コーナーも充実!日常生活でよく使う単語・会話フレーズも身につく。
目次
第1部 発音基礎編(声調;単母音;子音の基本 ほか)
第2部 発音トレーニング 単語編(数字;多音字;外来語 ほか)
第3部 発音トレーニング フレーズ編(2字の日常会話フレーズ;3字の日常会話フレーズ;4字の日常会話フレーズ ほか)
著者等紹介
王丹[オウタン]
北京生まれ。1984年、北京第二外国語学院日本語科卒業。1992年、大分大学大学院経済学科修士課程修了。1995年よりNHK報道局「チャイナ・ナウ」番組の直属通訳、NHKスペシャル、衛星ハイビジョン特集番組「アジア・ナウ」番組の通訳を経て、2001年4月より国士舘大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。