内容説明
ある事件で強制的に元の世界に戻された蓮は、そこで苳也に関わる重大な秘密を知ってしまう。その秘密を誰にも打ち明けられず、ひとりで敵の危機から苳也を守ろうとする蓮。そんなある日、苳也たちが属する組織の長である陛下そっくりの男を目撃する。その男からは異常な波動を感ずるも、“魔”の気配はせず、戸惑いを覚える蓮。だが、その男の傍には“魔”に侵された人間がいて…。あまりにも残酷な敵の陰謀に墜ちてしまった苳也と蓮。それでも強く惹かれ合うふたりは、互いを想い救おうと過酷な運命に立ち向かうが―。
著者等紹介
牧原朱里[マキハラシュリ]
「アンバー・アーバン・スキャンダル琥珀のラビリンス」(ソニー・マガジンズ)で1997年にデビュー。約8年の充電期間を経て、ファン待望の執筆活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鳥野 翼
6
図書館本。 借りては返してのループでしたが、無事に読み終えました。 にしても、すごい展開である意味、衝撃的…(°ω°;) そして、陛下に似てる新たな敵「タオ」。 タオとの戦いは、3巻に持ち越しでしょうね。 また、苳也と蓮の関係がどうなっていくのか注目です。 そして、何気に好きになった舞香。 舞香が岡本に自分の身の上話をしている描写が印象的だった。 また、番外編も良かった。 次の3巻では、どんなストーリーになるのか楽しみです☆2019/12/18
cikorin06
6
謎が深まって、二人が初恋になろうとするじれじれが良い所もあるのに、モブ達が非常にうるさいし、暇じゃないのに祐希が絡んでくるモブに抵抗せず自虐的なのもイライラがMAXこんなにモブいらんでしょ。名作みたいなので、何とか最後まで読みたい。2017/03/23
りこ
3
すごく話がおもしろい。主人公側が一枚岩じゃなかったり純粋な正義とは言い難かったり悪側の心理に頷けるものがあったり。そして何より蓮と苳也の人物造形が好き。きちんと毎巻いろんな人に凌辱されているのにメインの攻とはプラトニックというのがストイックで萌える…痛々しい受が好きな嗜虐的な方におすすめかもしれません(笑)2011/06/21
sk
1
★3 ユキ君。やられすぎでしょう!男ならもっと頑張ろう。陛下の正体が気になるので3巻も読みます2011/08/12
愛華
1
他のやつらにやられ過ぎて、気分が萎えました。2011/08/12