出版社内容情報
前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の結末で、強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、ニュート・スキャマンダーの活躍により、ニューヨークの魔法議会に捕らえられた。だがグリンデルバルドは、宣言通りに脱獄し、取り巻きたちを集めはじめる。取り巻きのほとんどは、グリンデルバルドの真の計画に気づいていなかった。グリンデルバルドは、純血の魔法使いを増やし、ノー・マジの世界を支配しようともくろんでいたのだ。
アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドの計画を阻止するべく、ホグワーツの教え子だったニュートに協力を依頼する。ニュートは引き受けるが、その時はまだ、どんな危険が待っているのか知らずにいた。大きく揺れる魔法界。愛と忠誠心は試練にさらされ、深い絆で結ばれていた友人や家族の間にさえ、無数の溝が生まれていく。
本作では魔法界の歴史を形作る様々な出来事が描かれており、それらの歴史と、「ハリー・ポッター」シリーズの歴史がリンクするとき、書籍版のファンも映画版のファンも快い驚きを覚えるだろう。
内容説明
強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、ニュートの活躍により、ニューヨークの魔法議会(MACUSA)に捕らえられていた。だがグリンデルバルドは、宣言通り脱獄。信奉者を召集し、ノー・マジ(非魔法族)の世界を支配しようともくろんでいた。ホグワーツ魔法魔術学校の先生、アルバス・ダンブルドアは、彼の計画をくじくべくニュートに依頼。ニュートは恩師の依頼を引き受けるが…。
著者等紹介
ローリング,J.K.[ローリング,J.K.] [Rowling,J.K.]
不朽の人気を誇る「ハリー・ポッター」シリーズの著者。1990年、旅の途中の遅延した列車の中で「ハリー・ポッター」のアイデアを思いつくと、全7巻のシリーズを構想して執筆を開始。1997年に第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』が出版、その後、物語の完結までにはさらに10年を費やし、2007年に第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』が出版された。ロバート・ガルブレイスのペンネームで発表し、ベストセラーとなった大人向け犯罪小説「コーモラン・ストライク」シリーズも含めその執筆活動に対して多くの賞や勲章を授与されている。慈善信託“ボラント”を通じて多くの人道的活動を支援するほか、子供向け慈善団体“ルーモス”の創設者でもある
松岡佑子[マツオカユウコ]
翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。スイス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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