出版社内容情報
前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の結末で、強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、ニュート・スキャマンダーの活躍により、ニューヨークの魔法議会に捕らえられた。だがグリンデルバルドは、宣言通りに脱獄し、取り巻きたちを集めはじめる。取り巻きのほとんどは、グリンデルバルドの真の計画に気づいていなかった。グリンデルバルドは、純血の魔法使いを増やし、ノー・マジの世界を支配しようともくろんでいたのだ。
アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドの計画を阻止するべく、ホグワーツの教え子だったニュートに協力を依頼する。ニュートは引き受けるが、その時はまだ、どんな危険が待っているのか知らずにいた。大きく揺れる魔法界。愛と忠誠心は試練にさらされ、深い絆で結ばれていた友人や家族の間にさえ、無数の溝が生まれていく。
本作では魔法界の歴史を形作る様々な出来事が描かれており、それらの歴史と、「ハリー・ポッター」シリーズの歴史がリンクするとき、書籍版のファンも映画版のファンも快い驚きを覚えるだろう。
内容説明
強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、ニュート・スキャマンダーの活躍により、ニューヨークの魔法議会に捕らえられていた。だがグリンデルバルドは、宣言通りに脱獄し、信奉者を召集しはじめる。信奉者のほとんどは、グリンデルバルドの真の計画には気づいていなかった。グリンデルバルドは、純血の魔法使いを立ち上がらせ、ノー・マジの世界を支配しようともくろんでいたのだ。アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドの計画をくじくべく、ホグワーツの教え子だったニュートに協力を依頼する。ニュートは今度も引き受けるが、その時はまだ、どんな危険が待っているのか知らずにいた。愛と忠誠心は試練にさらされ、深い絆で結ばれていた友人や家族の間にさえ、無数の溝が生まれていく。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、全5部作となる映画シリーズの第2作目の脚本だ。作者は世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズのJ.K.ローリング。本作の時代設定は1927年で、前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』から数カ月がたっている。謎と魔法の物語は、その舞台をニューヨークからロンドン、パリ、そしてホグワーツへと移しながら、魔法界に驚きの新たな一章を刻む。
目次
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 映画オリジナル脚本版
映画用語集
キャスト、クルー
作者について
著者等紹介
松岡佑子[マツオカユウコ]
翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。スイス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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