出版社内容情報
混沌のなかで祈り、立ち向かい、打ちひしがれながら野に生きる者たち。「火狩りの王」本編の登場人物をはじめ、さまざまな人の生き様が光と影をまとい交錯する短編集(第一話「光る虫」/第二話「入らずの庭」/第三話「花狩り人」/第四話「欠ける月」/第五話「ほのほ」/第六話「渦の祭り」 )。最終戦争末期を舞台にした「旧世界」も収録。
内容説明
黒い森に棲む炎魔から村を守っていた童さまが、ある日、忽然とすがたを消した。村が騒然となる中、首都では異変が起こっていた―。火狩りになる前の明楽や、灯子や煌四のその後などを描いた6話からなる短編集。最終戦争末期を舞台にした「旧世界」も収録。巻末には、TVアニメ「火狩りの王」のキャラクター原案をてがけた山田章博の設定画を特別に掲載。
著者等紹介
日向理恵子[ヒナタリエコ]
児童文学作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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