そして砂漠は消える

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863897915
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8097

出版社内容情報

12歳の少女サマァが生きているのは、いずれわたしたちもそうなるのかもしれない世界。地球の表面からほとんどの生命が消えて、砂漠に飲みこまれた世界だ。人々はそこで遊牧の民となり、残った木々を狩り、生きるためにそれらを材木にして売っている。サマァも木々を狩るハンターになりたいが、それは部族の掟で男の仕事。諦めきれないサマァは密かに準備し、ある日、狩に出たハンターたちのあとを内緒でついていく。しかし、砂漠にはさまざまな顔がある。道に迷ったサマァは獣と遭遇、さらに強烈な砂嵐に巻き込まれ深い穴に落ちてしまう。そこでの衝撃的な出会いがサマァの人生観を変えていく。穴の底で食料が尽き、日に日に弱っていくサマァ。それでもサマァがつかんだ真実が、部族全体の運命を永遠に変えることになる。サマァの1人称によるサバイバルファンタジー。詩的な雰囲気とともに強く切ない意志が伝わってくる命と希望の物語。

内容説明

ほとんどの生き物が砂漠に飲みこまれた世界で、残った木々を狩りそれを売って暮らす遊牧の民。木を狩るハンターは男の仕事という掟をやぶって、少女サマァは一人旅立つ。わたしはハンターになる!絶対に…12歳の少女が孤独な闘いの果てに出会う命と希望の物語。サン=テグジュベリ賞受賞作。

著者等紹介

パヴレンコ,マリー[パヴレンコ,マリー] [Pavlenko,Marie]
フランスの作家。1974年リール生まれ。パリ第3(現ソルボンヌ・ヌーベル)大学で現代文学を専攻し文学修士となったのち、リールでジャーナリズムを学ぶ。15年間ジャーナリストとして活躍し、2010年から脚本や小説の執筆を開始。代表作に、“Je suis ton soleil”(2017年刊行、未訳)、“Un si petit oiseau”(2019年刊行、バベリオYA賞受賞、未訳)がある。本書で、2020年、サン=テグジュベリ賞と、フランス文学者協会(SGDL)が選ぶその年もっともすぐれたYA小説として児童書部門大賞を受賞し、2021年、IBBYフランス語圏ベルギー支部(Libbylit)ティーン向け小説賞を受賞

河野万里子[コウノマリコ]
上智大学外国語学部卒。翻訳家。上智大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすらぎ

158
自然の偉大さ、食物の大切さ、水源の尊さ、心の潤い。豊かさは今ここにあるから当たり前に感じるが、砂に覆われてしまった世界では無意味なものとなる。多種多様な生物も命を尽きてしまった。砂と風しかない夜に独り。囀りもせせらぎも聴こえない。人間は種一粒作りだすこともできないのに、失ったものを取り戻すこともできないまま忘れ去る。人間は不変ではない。行動し経験を積めば当然変化していくものである。長老の語り継ぐ世界は決して幻想ではない。音や色、光や影、動と静がこの実世界にあると気づいたとき、希望の双葉は芽生えるのだろう。2025/05/21

希咲(きさ)

1
素晴らしかった。 命の尊さや自然の豊かさを考える、希望と再生の物語。 時に苦しく、時に切なく… 途中で読むのをやめようかと思ったけど、この結末を見届けなくてはという使命感に駆られて読み切った。"ハンター"という言葉やあらすじからワクワクハラハラするファンタジーをイメージしてたけど、良い意味で裏切られたな。 2025/06/05

レフ

1
フランスのSF絵本。つまらなかった。2025/06/14

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