出版社内容情報
わはははは! やはりわたしは神に愛された天才音楽家であるだけでなく、天性の名探偵でもあったというわけだね!――小学6年生のエリカが出会った、音楽室のしゃべる肖像画のモーツァルトは、陽気でおしゃべりでちっとも大音楽家らしくない。けれどピアノのうでまえと推理力はずばぬけていて……。推理小説が大好きなエリカと学校の七不思議の仲間たちが、校内で起きた事件を解決する日常ミステリー! 第1巻は「悩める音楽教師におくる序曲」「恋とはどんなものかしら」「七不思議探偵団の追走曲」の3話を収録!
内容説明
「わはははは!やはりわたしは神に愛された天才音楽家であるだけでなく、天性の名探偵でもあったというわけだね!」小学6年生のエリカが出会った、音楽室のしゃべる肖像画のモーツァルトは、陽気でおしゃべりでちっとも大音楽家らしくない。けれどピアノのうでまえと推理力はずばぬけていて…。「悩める音楽教師におくる序曲」「恋とはどんなものかしら」「七不思議探偵団の追走曲」の3話を収録!
著者等紹介
如月かずさ[キサラギカズサ]
群馬県生まれ。東京大学教養学部卒業。『サナギの見る夢』で講談社児童文学新人賞佳作、『ミステリアス・セブンス』でジュニア冒険小説大賞、『カエルの歌姫』で日本児童文学者協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪紫
54
「アンフェア!」七不思議を確かめに来た音楽室でミステリマニアの転校生、浅里エリカ(「予告殺人」「ABC」読了済み)は叫んでいた。何故ならモーツァルトの肖像画がピアノを弾いていたからだ。そんな彼女は肖像画のアマデウスさん他学園七不思議の原因となった幽霊達と日常の謎に挑むことに・・・。意外と短めで軽くさくさく読めるし、人間、七不思議みんな濃い(白瀬さん行動力の化身!)。トキコさん、良いツンデレ過ぎる。こりゃ一部の感想でツンデレ百合幽霊言われるのもわかりますわ。2022/10/25
あーちゃん
11
思ったより面白い☺ トキコさん可愛くない? (表紙に載っている灰色のロングヘアの子)2020/11/16
蒼姫
0
放課後の音楽室でエリカに話しかけてきたのは壁にはられたモーツァルトの肖像画。陽気でおしゃべりだけどピアノの腕前と推理力はずばぬけていてまるで安楽椅子探偵。校内で起きた事件をさくっと解決する。推理小説は大好きだけど観察力と推理力はいまいちのエリカは結局なりゆきでモーツァルトの探偵助手になることに。トリックもオカルトや超能力ではないしエリカ以外が学校の七不思議のメンバーというのがおもしろい。ページ数は多いけど短めのお話が3話ありさくさく読めるので中学年でも楽しめる。2020/01/17
チタカアオイ
0
【図書館】2020/07/09
ししょこ
0
おもしろかったですー。ただの読み物としては軽く読めるのでよいです。2020/04/20