出版社内容情報
芳流閣の屋上から墜落した犬塚信乃と犬飼見八は、江戸湾をのぞむ行徳村に流れ着いた。そこで力自慢の大男、犬田小文吾との運命的な出会いが待っていた。信乃は孝、見八は信、小文吾は悌の珠をもち、いずれも牡丹の痣がある。三人は義兄弟の契りを交わす。罪人として追われる信乃を、我が家に匿う小文吾のもとに、相撲に負けた恨みを抱く山林房八が押し掛けてきた。窮地に立たされる小文吾。しかし、信乃を逃がすための、思いがけない秘策があった!
犬士たちの活躍と、その陰に隠された、犬士になれなかった者たちの思いが描かれる。
江戸時代に生まれた歴史エンターテイメントを、小説化したシリーズ第2弾。
内容説明
芳流閣の屋上から墜落―気がついたとき、犬塚信乃と犬飼見八は江戸湾をのぞむ行徳村に流れ着いていた。そこで、力自慢の大男・犬田小文吾との運命的な出会いが待っていた。追われる信乃を、我が宿屋に匿う小文吾のもとに、押し掛けてくる者たち…。窮地に立たされた犬士たちを救う、思いがけない秘策とは?原作のストーリーを忠実に再現しながら、現代のことばで読みやすく小説化しています。
著者等紹介
松尾清貴[マツオキヨタカ]
1976年福岡県生まれ。国立北九州工業高等専門学校中退後、ニューヨークに在住。帰国後、国内外を転々としながら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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