内容説明
世界中の強国を相手に始めた戦争に、有効的確な戦略と戦術があり得たとは思えない。にもかかわらず、戦場の将兵も銃後の国民も己の責務を果たそうと、滅私奉公・尽忠報国の精神で挺身した。その味わった辛酸にふれつつ、日本があえて選択した戦争の目的や方法、そして戦略と戦術を、詳しく見ていく。
目次
第1章 開戦への戦略
第2章 真珠湾奇襲攻撃は誤算だった!
第3章 勝利の陰に潜む大失敗
第4章 補給なき最前線
第5章 極限の戦場
第6章 日本の勝敗を決した戦術情報
第7章 敗走の戦場、ビルマとフィリピン
第8章 最後の日米決戦
第9章 終戦工作と本土防衛戦構想



