出版社内容情報
石に刺さった剣を引き抜いた瞬間から、アーサーは国王としての道を歩き始める。稀代のストーリーテラーが、新たな視点で伝説を語る。大魔法師マーリンの計らいで、赤ん坊のアーサーは国王のもとから連れ去られ、エクター卿の次男として育てられた。やがて、アーサーは美しい少年に成長した。国王が死に、その後継争いが始まる。そして「石から剣を抜く者こそ、生まれながらの王である!」という言葉とともに置かれた剣を、引き抜いた瞬間から、アーサーは国王としての道を歩みだす。魔法の剣に導かれた国王アーサー誕生の物語。4世紀?5世紀頃のイギリスで活躍したといわれるアーサー王と円卓の騎士たちの伝説は、ヨーロッパ中世に花開くさまざまな騎士道物語のなかで語り継がれてきました。このシリーズは、現代の読者におくるファンタジー・アドベンチャーとして、稀代のストーリーテラー斉藤洋が、新しい視点で<アーサー王の世界>を再構成したものです。
斉藤 洋[サイトウ ヒロシ]
内容説明
大魔法師マーリンの計らいで、エクター卿の次男として育てられたアーサーは、美しい少年に成長した。そして、誰ひとり抜くことのできない石に刺さった剣を、引き抜いた瞬間からアーサーは、国王としての道を歩みだす…。魔法の剣に導かれた、国王アーサー誕生の物語。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍に石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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