アーサー王の世界〈2〉二本の剣とアーサーの即位

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863893788
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0397

出版社内容情報

石に刺さった剣を引き抜いた瞬間から、アーサーは国王としての道を歩き始める。稀代のストーリーテラーが、新たな視点で伝説を語る。大魔法師マーリンの計らいで、赤ん坊のアーサーは国王のもとから連れ去られ、エクター卿の次男として育てられた。やがて、アーサーは美しい少年に成長した。国王が死に、その後継争いが始まる。そして「石から剣を抜く者こそ、生まれながらの王である!」という言葉とともに置かれた剣を、引き抜いた瞬間から、アーサーは国王としての道を歩みだす。魔法の剣に導かれた国王アーサー誕生の物語。4世紀?5世紀頃のイギリスで活躍したといわれるアーサー王と円卓の騎士たちの伝説は、ヨーロッパ中世に花開くさまざまな騎士道物語のなかで語り継がれてきました。このシリーズは、現代の読者におくるファンタジー・アドベンチャーとして、稀代のストーリーテラー斉藤洋が、新しい視点で<アーサー王の世界>を再構成したものです。

斉藤 洋[サイトウ ヒロシ]

内容説明

大魔法師マーリンの計らいで、エクター卿の次男として育てられたアーサーは、美しい少年に成長した。そして、誰ひとり抜くことのできない石に刺さった剣を、引き抜いた瞬間からアーサーは、国王としての道を歩みだす…。魔法の剣に導かれた、国王アーサー誕生の物語。

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍に石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

69
「石に刺さった剣が抜けたので、あなたは王様です」と言われてもアーサーでなくても困惑するでしょう。しかも父のエクター卿と兄のケイ卿が今日から臣下というのも慣れなくて当然です。今のところは魔術マーリンの力によって地位を保っているように見えるアーサーがこれから王様らしくなっていけけるのか。楽しみなところです。今後登場すると思われるティンタジル公の娘との間の子など魔術師マーリンの思惑からはずれることがこれからも出てきそうです。2020/08/14

しまむ

19
アーサーが石から剣を抜く有名なシーンからブリテン王になるまで。一緒に育ったエクター卿やケイ卿が、アーサーを支えていく姿勢にぐっときます。2019/05/30

きたさん

16
アーサーが初陣を飾り、王となる2巻。ここまでは完全に「マーリンに巻き込まれただけの人」なので、このあとどう王らしく強くなっていくのか期待。2018/06/20

せんむ

13
選ばれし者が手に入れられる剣。アーサーが抜いた。抜いたけどね。マーリンが気になって仕方がない。マーリンの目的は?そしてアーサー。戴冠式からの初めての戦。王になったものの周りが目まぐるしく変わる不安は、いかばかりだろう。最後までずーっとザワザワしてたけど早くこのザワザワの正体を突き止めたい。2023/10/20

izw

13
アーサーの誕生から、王の戴冠式、初陣まで。静かに流れる語り口が心地よい。2018/05/17

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