出版社内容情報
新ヒロイン誕生。疾走!! 歴史ミステリー
18世紀末のロンドン。王立ドルリー・レーン劇場に拾われた少女キャットは、劇場に隠されたダイヤモンドの謎をめぐり、貴族や町のギャングを巻き込んで、町を疾走する――!
全9巻の構想で書かれた、キャット・ロイヤルシリーズの第1弾。
続巻では、革命に揺れるフランス、新天地アメリカ、さらにジャマイカへと舞台を移し、スリリングな冒険が繰り広げられます。
内容説明
18世紀末のロンドン。王立ドルリー・レーン劇場に拾われた少女キャットは、劇場に隠されたダイヤモンドの謎をめぐり、貴族やギャングを巻き込んで、ロンドンの町を疾走する。
著者等紹介
ゴールディング,ジュリア[ゴールディング,ジュリア][Golding,Julia]
英国の作家。ケンブリッジ大学卒業後外交官となるも、文学に目覚めてオックスフォード大学で英国ロマン派文学の博士号を取得。作家活動に入る。『キャットと王立劇場のダイヤモンド』で英国のネスレ賞、オッタカー賞を受賞している
雨海弘美[アマガイヒロミ]
1969年、東京生まれ。翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やな
3
舞台は1790年ロンドン。魔法使いは出てこないが、この舞台設定だけですでにファンタジー感に溢れている。実在した俳優なども登場するのは当時のリアル感を出すためだろうか。できるだけ当時のロンドンを再現。だとしたら、なんというマッドシティ!当時のロンドン怖い。ギャングだらけ。そんな中、ヒロインのキャットが街中を走りまわって大活躍したり危機に陥ったりするのだが。そもそもキャットの危機って彼女の口の悪さからきているのが多い。口は災いの元。レディになれ。ラストは大団円。えがった、えがった。2020/02/25
きゅー
1
やっぱこういう、好奇心が強すぎて無鉄砲で自分から危険に飛び込んでいくようなタイプの主人公は苦手やわ~。友人のために一生懸命になれるのは素晴らしいことだし、実在の人物も交えながらとか劇場に住んでいるとか、設定は好きだけど…2024/11/03
緋野咲夜
1
まず読むなら第一巻から!!! ゆかいすぎる仲間達に注目!!!2015/02/28
yumiha
1
18世紀のロンドンって、こんなんやったんかあ。なかなかシビアな世界。その世界をみなしごキャットが駆け回る。一難去ってまた一難、ちゅうわけでハラハラしながら最後まで読んでしまった。『ハリーポッター』の静山社からの発刊なので、もしかしたら売れるかも~と、かなり期待。このシリーズは9巻まで予定されているのも、期待を膨らませる。2011/10/20
しき
1
う~ん、面白かったことは面白かったけど、こうなんというかキャットに個性というか魅力があまり感じられないというか、ちょっとスパイスに欠けるように思った。似たような感じの設定である、エイキンの「ダイドーシリーズ」なんかのほうが、もっとハラハラドキドキで面白かったんだけどなぁ?とりあえず、次巻も早く読みたい!今すぐ読みたいって思うほどでもないんで、気が向いたらまた読もうかと思う。2011/10/19