感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kentaro
3
⚫︎人々になるとき人は火を囲む顔でその火に近づいていく⚫︎手のひらを水面に重ね吸い付いてくる水 つかめばすり抜ける水⚫︎歯磨きの口の隙間に覗く森うがいをしても生きものは来ず⚫︎鉄棒で膝をかかえて回ったらひととき骨が吹き抜けになる2025/12/24
ひー
1
「冬晴れの小さな墓地を取り囲むペットボトルの冷たいひかり」「近づくと鳩は歩いてから飛んだ ずっと同じ目を閉じても同じ」「人差し指握って離す握られてできたみたいなゆびのいでたち」「ぴったりと背中をつけた電柱にまだ一人背中をつけられる」「恐竜って熱いんだっけ 夏の夜に麦茶含んで口きもちいい」2025/12/30
おひだい
0
「散らばったかばんの中身の手鏡に映るわたしのものとわかる手」「人々になるとき人は火を囲む顔でその火に近づいていく」「歩道橋は夢だから夜に駆け上がる冷えピタみたいにきらきらしてる」「眼を閉じる力なく眠る犬に沿う川より短いわたしの身体」「てれわらいてれわらい 夢かと思う ひかりとかげに人々がいて」2026/01/02
はと麦茶
0
定型でないものがほとんどで、印象的には韻律がなくて平板。短歌の定型で表現しにくいニュアンスを表現したかったのかもしれないけど、現代詩と見分けがつかないし、表現として現代詩の作品に劣る。結局、短歌で表現している理由がないから、詩として発表した方がいいと思う。全体に現代口語短歌は、破調が当たり前になっているけど、この方向は短歌という表現をジャンル死させるだけのように思われる。2024/08/25




