百珠百華 - 葛原妙子の宇宙 (新版)

個数:

百珠百華 - 葛原妙子の宇宙 (新版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年09月24日 12時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863856172
  • NDC分類 911.162
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rinakko

8
素晴らしかった。葛原妙子作品の、百首遊行という贅沢な一冊。“すべての短歌は広義の本歌を持っている” として、古今東西へと“広義の本歌”を探し求めて手繰り寄せてくる教養に圧倒される。鑑賞にことよせてどこまでも塚本邦雄の世界が広がっていく…という印象もありつつ、葛原の幻視の眺めを解いていく様は流石に見事だった。葛原妙子と塚本邦雄という稀有な才能の出会い、そこに起きた閃光を少しだけ垣間見せてもらったような。(相変わらず女性観は引っかかるけれどw)2025/09/05

月音

7
他界より眺めてあらばしづかなる的となるべきゆふぐれの水──。読み手を幽明の境へと招くこの歌の主に、かつて「幻視の女王」という桂冠を捧げたのは、誰あろう本書の著者である。創造の世界で響きあう点で、著者ほど葛原作品を語るに相応しい人物はいまい。例えば、桜の詠に『源氏物語』中の用例をあげ、色とりどりの桜の景を現出、幻の鉱脈を中空に描き、花の奥に銹び煙る銀を見る。めくるめくイメージの二重奏は、新たな幻想世界を織りなす。玲瓏たる珠の響き、奇(くす)しき華の彩に、陶然として時を忘れた。⇒続2025/03/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21964403
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品