内容説明
誰かと話したくなる時がある。ふっと自分の心のうちを吐露したくなる日。九條さんにもそんな逢魔時があって、相手に選ばれたのが青目海だった。
目次
再会
早く帰っておいでよ
運命の扉
少女の夢
出会ってしまった二人
少年の夢
サロンからの天井桟敷設立
青春の探しもの
仲間たち
お代官さまと天ぷら蕎麦
崩壊の予感
東京もん
世界へ飛び立つ
お絶対さまの秘密
思い出探し
メリーゴーランド
優しい男
芝居は誰のもの
新しい世界
風月堂の仲間たち
会わなかった理由、三島由紀夫
冬の雷
雑煮
雪降る交差点
著者等紹介
青目海[アオメウミ]
1946年、東京生まれ。劇団「天井桟敷」の創立メンバー。19歳で構成作家に、以後、テレビドラマの原作、脚本を手がける。独身時代のパリ、ローマに始まり、結婚後はカナダ、ニューヨーク、メキシコ、モロッコ、スペイン、最後の20年は南ポルトガルの小さな漁師町に暮らした路傍の主婦。2015年に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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