内容説明
鉄道で向かう先は、どこか懐かしいファンタジーの世界。クマのプーさん、ピーターラビット、不思議の国のアリス…旅をしてみれば、イギリスはたくさんのものがたりで溢れていた。作品の舞台や作者ゆかりの地を鉄道でめぐるイギリスは、まさに果てしなく広がるファンタジーの世界そのもの。
目次
1 鉄道でイギリスを旅する
2 イングランド南部 クマのプーさんが住むアッシュダウンの森
3 イングランド北部 ピーターラビットに会いに、湖水地方へ
4 ロンドン近郊1 シェイクスピアの生涯を結ぶストラトフォード・アポン・エイヴォン
5 ロンドン近郊2 不思議の国のアリスはオックスフォードにいる
6 スコットランド西部とイングランド中部 ハリー・ポッターの魔法の国へ
7 スコットランド北部 ネッシーの伝説を追ってネス湖へ
8 ロンドン&ロチェスター ディケンズと歩く懐かしいイギリス
9 ロンドン 霧の町のミステリーを謎解く、シャーロック・ホームズ
10 パブで食べる!飲む!
著者等紹介
河野友見[コウノユミ]
広島県広島市出身。成城大学文芸学部英文学科卒業。ロンドンの日系出版社、日本国内の編集プロダクションなどを経てフリーライターに。海外は主にヨーロッパを中心に渡航し、新聞、雑誌、ウェブなどで記事を執筆。受賞歴:「ランニング・フォー・コーヒー!」で第七回JTB交流文化体験賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水色さくら
3
◎/イギリス、生きてるうちにもう一回行きたいなあ……。2014/11/21
ゆーみん
3
イギリス文学が好きなので、いろんな作品の紹介+所縁の地の紹介ですごくテンションが上がりました(^^)行きたい所がありすぎる!シャーロキアンではないけれど、ベイカー街に行きたくなった*2014/10/16
me
2
まず表紙がすごく綺麗で心奪われた。イギリスとスコットランドに行きたくてしょうがない。2019/06/03
Alm1111
2
写真とテーマに惹かれて手に取った。著者の父が撮影したという写真が素晴らしく、また本のレイアウトもセンスある。だが読み進める内に、文章の半分がごく個人的な旅の感想になっていたのに少々興ざめた。「河野さん親子の旅行記」という印象がぬぐえない。その上、肝心のファンタジーの記述がごく表面をなぞる程度で物足りず。鉄道で巡る旅という割に、鉄道はあくまで交通手段として触れられるに過ぎないし、鉄道では行けない場所さえ登場する。さらりとイギリス(とスコットランド)の雰囲気を楽しむ、という本かなあ。2018/01/02
マアサ
2
地元の図書館の福袋的なもの(プーさん原作90周年)に入ってた一冊。図書館の司書さんの福袋、自分で選ばない本を読むきっかけになって嬉しい。この本は色々なイギリス文学の舞台を鉄道で巡る旅の本。学生時代、英文学も勉強したからな!一応全部作家の名前はわかったよ!ワーズワース、ポターの過ごした湖水地方は一生のうちに一回は行きたいところ!あと、ハリポタの舞台も行ってみたいなぁ。実はホームズのミュージアムは行ったことあって、懐かしかった。英語勉強して今度はパブとかいってみたい。。。2016/12/16