鼓動―感じて欲しい小さな命の重み。

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863850736
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0072

内容説明

3月13日、いち早く震災地に向かった犬猫みなしご救援隊。そこで見たのは言語を絶する光景。福島第一原発から20キロ圏内に取り残された犬や猫…。これは置き去りにされた1300余頭を、身を挺して救出した1年間の壮絶な記録。

著者等紹介

金子二三夫[カネコフミオ]
撮影監督・VTRカメラマン。1948年7月8日、東京都生まれ。1973年(株)パビック入社。その後独立して(有)トムキャットを設立する。『アメリカ横断ウルトラクイズ』、『カルガモさんのお通りだ』、『情熱大陸』などドキュメンタリー、TV番組、CM、LIVE撮影などさまざまなジャンルで活躍。最近の作品は『NNNドキュメント在住カメラマンが見つめ続けたFUKUSIMA』、DVD『The Breaths of Glacier』ではアートディレクターを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瑪瑙(サードニックス)

49
犬猫みなしご救援隊の東日本大震災で被災した犬猫たちの救済やその他の動物たちの事。犬だって心が傷つく。凶暴になってしまう事だってある。それでも噛みつかれて大怪我をしても犬に寄り添い世話を続ける勇気と愛情に頭が下がります。私なら怖くて出来ない。怪我した手の写真が痛々しい。飼い主は、今後、被災した時の事も頭に入れて犬のしつけをしておく必要があると思う。そうすればスムーズに助け出してもらえる可能性が高まる。亡くなってしまった動物たちの冥福をお祈りします。2016/09/12

タカラ~ム

16
#書肆侃侃房15周年 の記念掲示板用に家の本棚から発掘。2011年の東日本大震災以後、被災地(主に福島原発避難地域)に取り残された犬や猫たちを救い出す活動を続けたNPO犬猫みなしご救援隊の1年間に亘る活動の記録。思わず目を背けたくなるような姿の動物たちの写真も掲載されているが、それも含めてこれがあのときに実際に起きていたこと。震災から6年以上経過し、その後熊本でも大きさ地震が起きた。人間だけでなく、彼ら動物たちも救わなければいけない命なのだと改めて考えさせられた。2017/05/21

timeturner

8
東日本大震災後、現地で1年間に1300余頭の犬・猫を保護した記録。とり残された犬猫の心の傷は大きい。暑さ寒さや飢餓といった苦労と同じくらい大切な問題だ。ペットの「生活の質」を確保するために不妊手術やワクチンは飼い主の義務にすべきだとも思った。2018/09/23

るむ

4
今さらながら、読みました。中谷さんのブログを始めから読んでいるので(今、ようやく2017年1月!)、さくらにうるうる、マリーや山羊たちにうるうるしながら読みました。みなしご救援隊の後方支援しかしてきませんでしたが、物言わぬ生き物がぐっすり眠れるように、微力ながら、これからは行動を起こそうと思いました。2021/11/24

moe

4
犬猫みなしご救援隊の代表 中谷百里氏が東日本大震災の被災地で行った犬猫の救援活動の記録。彼女の活動の原点がここにあります。 写真も良いです。2019/07/07

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