目次
階級連帯の内と外―『パレードへようこそ』『ブラス!』『リトル・ダンサー』
日本・一九四五年八月―『この国の空』『日本のいちばん長い日』
引き裂かれた妻と夫の再会―『妻への家路』『かくも長き不在』『心の旅路』
狂っているのはどちらか―『天空の蜂』『生きものの記録』
『明日へ』の『外泊』―韓国の非正規女性労働者
山田洋次が見失ったもの―『母と暮せば』への軌跡
限られた生の証をいとおしむ―『わたしを離さないで』
『64―ロクヨン』の厚みと熱量
“労働”のリアルをみる憂鬱―『ティエリー・トグルドーの憂鬱』『ナビゲーター』
かけがえのない出会いに賭ける―『怒り』『悪人』〔ほか〕
著者等紹介
熊沢誠[クマザワマコト]
1938年三重県四日市市生まれ。1961年京都大学経済学部卒業(1969年経済学博士)。1996年社会政策学会学術賞受賞。甲南大学名誉教授。長年の映画ファンとして、その分野のエッセイストとしても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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