内容説明
障害のある子どもや大人、その家族に寄り添って臨床発達支援をしてきた著者が、マスク、カラオケ、資格、きょうだいなどを切り口に、身近なコトとインクルーシブ社会がどう繋がるかを解説する27講義。興味のあるテーマから読めて、わかりやすく、面白い。巻末には本邦初?!「障害や疾病に関連する記念日リスト」も収録。
目次
「鉄道×障害」鉄分多めな人のお話
「切手×障害」社会認識がぎゅっと詰まっています
「マスク×障害」100人いれば100の感じ方がある
「ビール×障害」飲んで人生を楽しむ、というあたりまえ
「カラオケ×障害」好きこそものの上手なれ
「保育×障害」発達を支えるインクルーシブ保育
「アカデミー賞×障害」必見!障害者ドキュメンタリー2作
「漢字×障害」複雑怪奇な日本語ならではのこと
「カレー×障害」そのカレーのあり方が絶対ですか?
「余暇×障害」心豊かな生活の文脈で支援を考える〔ほか〕
著者等紹介
水内豊和[ミズウチトヨカズ]
島根県立大学人間文化学部保育教育学科准教授/博士(教育情報学)。公認心理師・臨床発達心理士SV。富山大学教育学部講師、富山大学人間発達科学部准教授、帝京大学文学部心理学科准教授を経て現職。専門は特別支援教育、臨床発達心理学、教育工学。1976年、岡山県岡山市生まれ。岡山大学教育学部養護学校教育養成課程卒業、広島大学大学院教育学研究科博士課程前期幼年期総合科学専攻修了、東北大学大学院教育情報学教育部博士課程教育情報学専攻修了。発達障害のある子どもやその家族の相談支援、乳幼児健診の心理相談員、保育所訪問支援、成人の余暇支援など発達臨床にかかわる。また富山県自閉症協会会長、日本ダウン症協会富山支部顧問、富山LD親の会「ゆうの会」顧問など、当事者とその家族に寄り添った活動をしている。平成30年度一般社団法人日本LD学会実践奨励賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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