内容説明
重度・重複障害児を対象とした造形活動の指導に関して、特に人的環境に焦点を当て、「児童生徒と教員との関わり」、「教員による学習指導の方略」、「教員間の連携方法」について、それらがどのように関連し合っているのかを全体的に俯瞰し、構造的に示す。また、重度・重複障害児のQOL(Quality of Life)を高める造形活動の指導理論を提示する。
目次
第1部 先行研究の検討と研究目的(文献レビュー;本研究の目的)
第2部 重度・重複障害児を対象とした造形活動の理論的構造(理論的枠組みとリサーチ・クエスチョン;研究デザイン;結果と考察)
第3部 重度・重複障害児のQOLを高める造形活動の指導理論(重度・重複障害児を対象とした造形活動におけるQOL評価法の開発;第1期アクション・リサーチ;第2期アクション・リサーチ ほか)