内容説明
手話で聴覚障害者と無理なくコミュニケーションをとるには。手話概説の「理論編」と、イラストを通して手話を覚える「入門編」。学校や地域の手話サークルで手話を学ぶ教材として。手話を仕事やボランティアに活かしたい人のために。教師や手話通訳者養成・研修、資格認定講習のテキストとして最適!
目次
第1部 理論編(手話入門;手話の言語学;聴覚障害者の諸問題)
第2部 入門編―形で覚える手話入門
著者等紹介
たかねきゃら[タカネキャラ]
生後1年ほどで高熱により失聴。筑波大学附属聾学校(現、筑波大学附属聴覚特別支援学校)に学び、小学5年より普通学校にインテグレーションする。1982年筑波大学第二学群人間学類卒。1986年筑波大学大学院心身障害学研究科修了・教育学博士。その後、聾学校教諭を経て現在は会社勤務。仕事の傍ら、毎日小学生新聞日曜版に子供向けの手話漫画を連載(1993年~2002年)、聾活動関連の機関誌向けイラスト制作などの活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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オレンジメイツ
32
「図書館本」単語を覚えるのにも役立ったけれど、最初の理論編がとても勉強になります。まずは指文字が確実にできるようになりたい。2022/10/05
ネオ
19
この春から手話教室に通い始め、もう少し学びたいなと思いこの本を手にとりました。文章が主で手話について説明している編とイラストで手話を表している編で構成されていて分かりやすく、手話教室で教わったけれど忘れてしまった手話も確認できてとても参考になりました。2017/07/30
カステイラ
2
本の構成は手話と聴覚障害者の歴史と現状が半分、残りが手話。手の形や動きでまとめているので、テーマごとでまとめられた手話の本を手に取ってきた人は最初は慣れないかもしれないが、こうするだけでこんなに意味が変わるんだという発見ができて面白い。由来を書いている手話も多いので、イラスト通りに覚えるよりもずっと楽しく学習できる。2015/06/23