出版社内容情報
内容説明
本書は、空室が目立つ築古アパートを高齢者向きアパートとして蘇らせる考え方とその事例を織り込んで解説。賃貸経営で悩ましいのが空室、退去、滞納、現状復旧、孤独死。高齢者向きアパートでこの問題を緩和。高齢者の多くは退去を望まないし、介護事業者と提携することで滞納・孤独死・残置物処理問題が緩和できる。
目次
1 土浦で利回り30%を実現
2 高齢者向きアパートとは
3 こんなアパートでも蘇る高齢者向きアパート
4 高齢者のリスクと解消策
5 介護事業者との提携
6 高齢者向きアパート・DIYリフォームのツボ
7 利回り30%への道のり
8 募集開始から満室まで
9 苦労したこと
10 築古物件のチェックポイント
11 本書発行後6年の間に進んだ高齢者賃貸のリスクヘッジ
著者等紹介
赤尾宣幸[アカオノブユキ]
健美家コラムニスト。会社員時代、競売マンションをDIYでリフォームし、賃貸するという手法で大家になる。妻の夢だったデイサービスを平成14年に開業。翌年、会社を辞めて、デイサービスの運営に専念
鈴木かずや[スズキカズヤ]
1982年生まれ。サラリーマン大家として不動産賃貸業を志すも地元土浦市の空室率に愕然(空室率42%)。2015年から高齢者向きアパートをスタート。一般の賃貸募集のみに頼らず、150か所に及ぶ介護事業者訪問を通じて、住まいを探している元気な高齢者の潜在需要を掘り起こすことに成功。独自の集客経路を獲得する。既存アパートの活用、福祉介護事業者との連携により「孤立しない生活」を提供。高齢者に限らず支援が必要な方の入居を積極的に受け入れている。2024年8月現在で14棟117部屋、兼業大家で8割を自己管理。2018年に一般社団法人LANS(Life Assist Network Serviceを設立し、茨城県第一号住宅支援法人として認定された)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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